「第4回福島USOくらぶ大会(2)@席題&表彰式」
コント小話
席題は俳句の
「句会」のようにその日に題を出されるが、
制限時間は
20分間とした。短期決戦での即興が求められる。
エンピロは
親父ギャグ、
ダジャレは得意とするが、今回もこれと言った
傑作は浮かばなかった。この日のお題は
「祝」(支局長出題)であった。席題は自分の作品以外に、
一席(1位=3点)、
二席(2位=2点)、
三席(3位=1点)を
無記名で投票するもので、いわゆる
互選というもので
参加者全員の採点となる。
やがて作品が壁に貼りだされた。編集担当の
車輪の上さんが全作品を
パソコンに入力して
プリントアウトしたものである。提出者それぞれの
手書きでは誰の作品か判別されてしまうこともある。参加者は一つひとつの作品を眺めながら
上位3つの作品を選び
投票する。投票結果がまとまれば
集計して成績発表となる。
点数読み上げは
赤べこさんが担当し、
エンピロが
点数記入係を務めた。
投票の結果、
「祝」で
一席を獲得したのが
ワンワンさんの作品。
2位が
和辛子さん、
3位には
田舎者さんが選ばれた。
還暦祝い
施設の母から届いた
ー息子
(ワンワン)
喜寿、米寿など、
お祝いメッセージは親へ送るのが一般的であるが、逆に年老いたしかも
施設に入所中の
母親から
息子へ
「還暦祝い」の
祝福のメッセージが届いたとなれば、思わずニヤッと笑わずにはいられない。このケースでは母親も元気に過ごしていることが窺える。
ワンワンさんの実体験から浮かんだコントなのかは定かではないが、
発想が豊かで
笑いの原点を垣間見た思いがした。実にほのぼのとした
微笑ましいコントと言えるだろう。
宿題、席題の全ての部門の成績を集計し、
「成績表」が配布された。
成績発表と
表彰式に入った。
トロフィー、
盾、
カップがたくさん用意されている。
県外から参加された
メンバーが持ってこられた
「おみやげ」も
賞品として手渡すことになった。各部門の表彰が終わると
「グランプリ(総合優勝)」の発表となる。
グランプリは
4点を獲得した
仲よしさんと
和辛子さんが並んだ。
福島USOくらぶの
申し合わせ事項では
「同点の場合は年長者を上位とする」という決まりがあり、
グランプリは若干年齢が上回っている
仲よしさんに決定した。表彰式終了後、
「集合写真(記念写真)」を撮影した。最後
にやぶ石屋さんが
閉会を宣し大会が終了した。参加者は
再会を期して会場を後にした。この場を借りて、特段のご配慮を頂いた
読売新聞東京本社I支局長並びに
読売・民友会館の関係者に心より感謝を申し上げたい。
読売新聞だけでなく、どの新聞も
投稿者の高齢化が進んでいるのは周知の事実。投稿者は
新聞から情報を取り入れる
アナログ世代が多い。
「三行コントフォーラム」でも議論されたが、是非とも
デジタル世代、
ネット世代の若い人に
「三行コント」の面白さを知って欲しいと願うばかりである。今回の大会で
エンピロは
入賞0に終わった。作品が新聞に掲載される確率は低いが、これからも
「あせらず(あせらない)」、
「おごらず(おごらない)」、
「あきらめず(あきらめない)」の
「3ず主義(3ない主義)」で精進していきたいものである。

互選方式。作品に見入る参加者。作品3点を投票する。

貼りだされた席題「祝」全作品

宿題「交代」で3位に入ったレッツ剛さん。撮影に人が集まった。

宿題「交代」で2位になった車輪の上さん

宿題「交代」で1位に輝いた仲よしさん

佳作に入り、あのねさんから北海道のお土産を頂く赤べこさん。

同じく佳作に入り、杉の子さん高知のお土産を頂くピりさん。

宿題「新規」で3位に入った仲よしさん

宿題「新規」で2位になった和辛子さん

宿題「新規」で1位に輝いた半風子さん

席題「祝」で1位に輝いたワンワンさん。デジカメ電池切れで撮影不能。

席題「祝」で1位に輝いたワンワンさんの作品。23点獲得。

席題「祝」で2位に入った和辛子さんの作品。惜しくも22点。

席題「祝」で3位になった田舎者さんの作品。11点獲得。

グランプリに輝いた仲よしさん。カップは持ち回りとなる。

集合写真。エンピロ撮影。

ようやく
エンピロも写真に登場。車輪の上さん撮影。

閉会の辞を述べるやぶ石屋さん。

後片付けは地元福島在住の
田舎者さんと
タンポポの綿さんにも手伝ってもらった。

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