28日の朝に
餅をついた。前夜に
モチ米をうるかしておいた。
「うるかす」は
「水に浸す」の意であるが、
標準語なのか
方言なのか定かではない。
暮れの餅つきについては、旧ブログで何度か話題にしてきたが、ここ
会津では
28日か
30日に
モチをつくことになっている。どこの家も
29日だけは餅つきをやらないのだが、これには確たる
理由がある。
29日についた餅は
「苦餅(くもち)」といって縁起が良くないとされている。
「苦を持つ」ということを嫌って、先人は常に
縁起を担いでいる。
ギャグ(ダジャレ・親父ギャグ)好きの
エンピロにとっては親しみを覚える。ただ、
「29(福:ふく)」という
語呂合わせもあっただろうという疑問がないわけではない。ついた餅は丸めて
30日か
31日に
神棚に供える。
モチ丸めとなれば以前は
娘の出番があった。しばらくエンピロが対応してきたが、今年は
娘が
カムバック。エンピロはどうもモチ丸めが
下手なのか、丸めたモチに
ヒビが入ってしまう。正直なところ、
ちぎり方次第で丸めモチの
良し悪しが決まってしまうこともありそうだ。
片栗粉のまぶし具合も影響している。エンピロは手を出さずに
撮影に専念した(おぃおぃ)。
ついた餅は
1.5升。
親父が亡くなってからというもの
餅の消費量が減っている。食べたモチの
メニューであるが、
「納豆モチ」、
「つゆモチ」、
「あんこモチ」の定番に加え、今年は
「胡桃(くるみ)モチ」を追加した。
女房手製の
あんこを使った。
30日は
仏滅なので、
飾り餅は
31日に神棚や仏壇に供えることにした。
この日は
神棚を
掃除して
しめ縄を飾った。
T叔母が作る
しめ縄が先日届いた。スーパーやホームセンターで買えば
4,000円ほどする立派なものだが、お手ごろ価格で毎年譲ってもらっている。
古いしめ縄は
来月16日の
歳の神で
お焚き上げとなる。

27日の夜にモチ米をうるかしておいた。

餅つき機も10年以上り使ってきたが、まだ使えるので更新はお預け。

定番の納豆餅。一番最初に頂く。

クルミ餅。

市販のくるみだれを使った。

女房手製のあんこもいい具合に仕上がっている。

あんこモチ。

仕上げは「つゆモチ」。鶏肉とゴボウが決め手。ネギと一味唐辛子をトッピングすればなお美味しく頂ける。

娘はモチ丸めに自信があるらしい。エンピロが下手なので、娘にうまく丸められてしまったw

女房と娘のコラボ。

丸めモチは31日に神棚、仏壇などに飾ることにした。

取り外した古いしめ縄(上)と新しいしめ縄。

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