きょう
9月25日は、
秋彼岸最後の日でいわゆる
「彼岸明け(お帰りの日)」である。
女房が朝から
「おはぎ」を作った。筆者の住んでいるいる地域は、
「お帰りの日」に作る。同じ
会津でも
「お中日」(今年は22日)に作るところもある。昼休みを利用して女房と一緒に、
おはぎと
ブドウ、
花などを持って
墓参り(見送り)に行って来た。
以前話題にしたこともあったが、
「おはぎ(御萩)」と
「ぼた餅(牡丹餅)」の
違いについてまとめてみたい。
おはぎは
「御萩」と書く。
萩の花の咲く秋は
「お萩」、
牡丹の花は
春に咲くので、春は
「牡丹餅(ぼたもち)」と呼ぶのが一般的。
ぼた餅は
こしあんで、
おはぎは
粒あんで作るという説もある。ここ
会津は
「おはぎ」が
主として呼ばれているが、
こしあん、
粒あんの
区別で
呼称が変わることはないようだ。
外側を覆うあんこだが、ぼた餅は
こしあん、おはぎは
粒あんという違いがあることが理解できた。
秋に収穫したばかりの小豆は皮が柔らかく、そのまま皮も潰して食べられるため、秋のおはぎには
粒あんが使われていたらしい。一方、
ぼた餅を作る春には皮が固くなってしまっているため、皮を取り除いた
こしあんが使われていたという。
現在では、
小豆の
品種改良や
保存技術が進み、季節を問わず、粒あんが作れるようになり、季節によるあんこの違いはなくなったようだ。
【9月24日】

前夜もち米をうるかしておいた。

お萩らしく「粒あん」を買った?
【9月25日】

ちょっと大きすぎる?

朝食からおはぎ。


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