11月22日は
「いい夫婦の日」。この日は
女房の母親を連れて、
会津管内の
仏閣を訪れてきた。また、自慢の
新そばを堪能してきた。
福島民報の
「紅葉紀行」シリーズで県内の
紅葉・黄葉の
名所がアップされてきた。最近では
喜多方市慶徳町新宮にある
「長床の大イチョウ」や
会津美里町雀林の
「法用寺」などが紹介されていた。
義母を迎えに行き、最初に向かったのが
「法用寺」。
会津三十三観音の
二十九番札所でもある。
イチョウの木の葉は大半が落ちていて、一面が
イチョウの葉の
絨毯(じゅうたん)になっていた。ここには会津唯一の
三重塔がある。写真を撮りながら眺めていると、なんと同郷の
Mさんご夫妻がいるではないか。お互いに驚いたが、やはり
福島民報の記事を見て訪れたという。
女房の母親は
高齢で
杖を突いて歩いている。境内を散策するのは容易でなく、門の手前で我々が戻ってくるのを
待機をしていた。
次に向かったのが
会津坂下町塔寺にある
「恵隆寺立木観音」。会津美里町雀林から塔寺までは
「県道塔寺赤留線」が整備されていて、あっという間に到着して距離を感じさせないことに女房も驚いていた。ここにも
イチョウの木があるが、やはり大半の葉が落ちていた。ここ
立木観音は
会津美里町根岸にある
「中田観音」、
西会津町にある
「鳥追観音」と合わせて、
「会津ころり三観音」と称される。
柱に抱きつくと苦しまずに死ねると言われている。当然ながらパフォーマンスを披露したのは言うまでもない。
義母はここでも
ベンチに腰を下ろして休んでいた。
きょうの
昼食の目的地である
会津坂下町の
「松林閣」に向かった。午前11時30分過ぎであったが、客はかなり
混雑していたが、
個室が空いていて案内された。ここは今まで何度も訪れていて、県外からの
友人を案内したりしたが、美味しいそばに満足して頂いている。
3人とも
「天盛りそば」(税込1,650円)を注文した。
タレが普通のソバダレだれと
高遠タレの
2種類が付いてきた。
新そばであるのは間違いないが、舌鼓を打ちたくなるような
繋ぎなしのソバの食感を心行くまで堪能した。数あるソバ処の中でも、
松林閣は会津で1番美味しいと思っている。
ソバ打ち名人が会津坂下町高寺地区の方であり
「高寺ソバ」と呼ばれ名高い。
女房は
「今度は盛りソバだけを食べに来てもいいね」と話す。ちなみに
盛りそばは
880円(税込)で盛りも十分である。
この日の最大の目的地である
喜多方市慶徳町新宮にある
熊野神社「長床の大イチョウ」には観光客がどっと訪れて、離れた
駐車場及び近辺の
道路が
数珠つなぎと化している。
樹齢800年の大木であり、ある程度の混雑は予測はしていたが、これほどまでとは思わなかった。ここを
パスするのに時間は掛からなかった。
喜多方市上三宮町にある
「願成寺」に向かうことにした。ここには
「会津大仏」がある。境内の駐車場に車を止めて門の脇を一人で歩いて行った。後から女房と義母がやってきたが、筆者は
入場料を取られるのを知らずにいた。
窓口の係から
「先に行った方も一緒ですよね」と言われ、女房が
3人分払ってきたという(おぃおぃ)。ここも
イチョウの木があり、やや迫力に欠け葉がほとんど落ちていた。奥にある
会津大仏を眺めてきた。撮影禁止の貼り紙もなかったので、ガラス越しに
撮影してみた。
ここからは
自宅に向かうことにした。最初に我が家の
畑に回り、義母に白菜、大根、キャベツの育ち具合を見てもらった。自宅で
お茶を飲みながら寛いだ後、義母を無事に家まで送り届けた。
約6時間を掛けて会津盆地の
仏閣巡り、
新そば、我が家の
畑見学などをすることができた。走行距離は
100kmほどになったが、
「いい夫婦の日」の日に肖り、
いい夫婦ぶりを発揮させて頂くことができた。

11月15日付け福島民報「紅葉紀行」より。喜多方市慶徳町新宮熊野神社長床の大イチョウ。

11月21日付け福島民報「紅葉紀行」より。会津美里町雀林にある「法用寺」。

会津美里町雀林の「法用寺」

会津唯一の三重塔

イチョウの葉のじゅうたん。

会津坂下町恵隆寺立木観音。

ここにも樹齢約800年のイチョウの木がある。

立木観音にて抱きつきのパフォーマンスをするエンピロ。

恵隆寺にも三重塔(小金塔)があった。

会津坂下町の松林閣。

遠くに磐梯山が見える。

美味しいそばに満足する親子。

天盛りそば。タレが2種類付く。

つなぎを一切使わない100%そば粉の手打ちそば。絶品と言ってよい。

願成寺の心字池。

勝手に鐘を撞いてきた(おぃおぃ)。

願成寺の会津大仏。ガラス越しに撮影。

ここにもイチョウの木がある。

願成寺の門にて。母娘。
【追記】11月29日
この日は
喜多方市慶徳町地内で
SLに出くわしたことがあった。女房から言われて気が付いたので、追加しておきたい。
「SLばんえつ物語」は
土日に
新潟駅と
会津若松駅を1日1回だけ
一往復走っている。カメラとスマホを用意したが、いずれも撮影できなかった。
女房が
スマホに納めたので、それを撮影してみた。

SLばんえつ物語

当然ながら
撮り鉄の姿が見られた。

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