1月14日は、
会津地方に受け継がれている
「団子(だんご)刺し」の日。地区によっては、
15日(小正月)にやるところもある。
「団子刺し」は
商売繁盛、
五穀豊穣、
無病息災を祈願し、だんごを
「だんごの木」の枝に飾り付けて福を呼び込むもの。
前もって
「だんごの木」は我が家の
隣家(前の家)から譲って頂いている。
「団子飾り(専用の飾りつけグッズ)」があったが、今年は女房が
新しいものを買ってきたので、賑やかになること間違いなし。
神棚の所に団子の木を取り付けるのだが、上手く固定できなかったので、
重し代わりに
バーベルの
重りを使った。踏み台を使って、まんべんなく色とりどりの
団子飾りを吊り下げた。
女房は
団子を茹でて丸めた。
「団子の木」に団子を刺す場合に、ちょっとした
細工が必要だった。女房からの指示で、団子を指すところの
芽を斜めにカットした。これで団子を刺しやすくなる。途中で
結びが緩んで木が動いてしまい、団子刺しグッズが落ちてしまうハプニングがあったが、何とか飾り付けが完了した。
団子の木と呼んでいるが、正式には
「ミズの木(ミズキ)」と呼ばれる。今までも何度も話題にしてきたが、
「色が赤く綺麗で、枝ぶりが良い」ので使われる。子どもの頃は、団子を使って
手作りの
小判や
亀、
蛇など
「縁起物」を作って飾ったものだが、最近は全く見掛けない。
市販の団子飾りがあるので
カラフルになる。
だんごの木を分けて下さった
隣家(前の家)では、今年も
「団子刺し」をやったようだ。昨年は
娘さんと
お孫さんが
帰省していて喜んだことを耳にしている。あいにく今年は娘さん家族が帰省できないが、ご主人は「団子刺しはやる」と話してくれた。
また、きょうは
旧の大晦日となる。本来はこの日に食べるのが
「ザクザク煮」。代わりに女房は
「こづゆ」を作った。正月に来客がなく
こづゆの出番がなく、一度は作りたかったらしい。
お神酒を上げなかったので、晩酌は
ビールで乾杯。

新たに買い求めた団子飾りグッズ。

役に立ったバーベル。18年も前にゲットしたものだが、まだ使ったことがない。

枝を縛り付けるのだが、枝が動いてしまうので、バーベルを重し代わりに使うことを思いついた。

まずは団子飾りを下げる。

団子を茹でて丸めておく。

芽を斜めにカット。

団子を刺す。

女房も団子刺しをやった。

こづゆが完成

神棚に灯りを点け、ごはんを供えて完了。

1