五色沼(毘沙門沼)を後に、
「裏磐梯レイクリゾート」に向かった。ここの
日帰り温泉は
年に3、4回は訪れている。
リオンドール、
ダイユーエイトでの買い物で貯まった
ポイント券を使い
無料で入浴している。正規の日帰り温泉であれば、
料金は
1,200円となる。リオンドール、ダイユーエイトの
ポイント券で
買い物をすると、
3枚で
1,000円分にしかならない。断然
日帰り温泉の方が
お得感がある。また、
「ふくしま日帰り温泉」の
割引券を使えば、
半額の
600円となる。
駐車場には
県外ナンバーの車が多く並んでいた。
宿泊を目的とした
観光客が大半で、我々のような日帰り温泉客はほとんどいない。裏磐梯から眺める
磐梯山もくっきりと見える。温泉にもゆったり入ることができた。広い浴場に入浴している人は
8人程度で、全くと言っていいほど密の心配はない。
露天風呂も
3人程度である。
檜原湖を眺めながら温泉を楽しむ。女房との
待ち合わせは
50分後と決めてある。
ロビー横に
「ショック・オブ・ダリ」の
ポスターが目に入る。場所は近くの
「諸橋近代美術館」で、期間は
4.24(土)〜6.27(日)となっている。我々と同行した
来客が
「せっかくなので鑑賞しに行きましょう」と声を掛け話がまとまった。外に出てから、
エンピロが
「受付のところに割引券があるかもしれない」と話し、
ロビーまで戻った。美術館の
最終入館は
午後4時30分となっている。ちょっと席を外してポスターを眺めているうちに、
日帰り温泉客が先に受付に並んでしまった。やや
ロスタイムが生じたが、
前売り券(1,300円:当日券は1,500円)を買い求めた。駐車場を出た時は
午後4時20分を回っていた。
諸橋近代美術館までは車で
約10分。到着したのが
午後4時29分。女房と来客が美術館に駆け込んだ。
滑り込みセーフ。エンピロは駐車場に車を止めてから遅れて入場した。ここは
時間に厳しく1分でも過ぎれば入場できないとのこと。
前売り券を無駄にすることなく
入場できてホッとした。
ダリの
彫刻作品などが並ぶ。
くちびるの形をした
赤いソファーに座って
撮影することができる。美術館の粋な計らいに感謝。
絵画展示室に入り順路に従って
鑑賞していった。筆者は
絵心がなく画家の
絵画に造詣は深くないが、
サルバドール・ダリの名前は知っており、まさか日帰り温泉に来て
「ダリ展」を鑑賞できるとはまさに
千載一遇と満足した。ダリの影響を受けた
国内の画家の作品も展示されていた。3人とも初めての訪問であり、満足感が満ち溢れていた。景色の
ロケーションもよく
記念撮影を楽しんだ。
諸橋近代美術館は
国内最大の
ダリコレクション。ダリの絵画、彫刻、版画など
340点を所蔵している。諸橋近代美術館の
創立者である
諸橋廷蔵(1934〜2003)は集めた美術作品を
財団法人諸橋近代美術館に寄贈し、
裏磐梯五色沼入口に美術館を開館させた。当館のコレクションはダリを始め近代の
西洋の巨匠たちの作品から成る。とりわけ、ダリの作品に衝撃を受けた
諸橋廷蔵はダリの作品を蒐集(しゅうしゅう)を続け、その数は
340点余りに及び
アジア最大級のコレクション数を誇る。その他にも
セザンヌ、
ルノワール、
ゴッホなど世界中で愛され続ける
西洋近代美術を蒐集し、
約410点を
コレクションしている。
なお、
諸橋廷蔵氏はスポーツ用品店
「ゼビオ」の
創始者である。
●関連サイト Wikipedia
「諸橋廷蔵」
●関連サイト
「諸橋近代美術館」
【6月26日】

一般料金であれば入浴料は1200円となる。

ソファーに座る女房。同行者も撮影したがアップは控えさせて頂く。
「♪後ろの正面ダリ?」とギャグを飛ばしたが、受けなかったw

午後4時30分になる前から
「入館終了」の看板が立っていた。

せっかくなので女房とツーショット

磐梯山を眺めるロケーションに位置する。


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