2月24日(木)の午後は
役所に出向き
確定申告を済ませてきた。前もって地区ごとに
「確定申告相談日」の
一覧表が配布されている。
24日は我が地区の
割当日となっている。我が家の
農業所得は長らく
親父の収入としてきた。
6年前に
親父の代理で
確定申告をしてきたのが
初めてとなる。翌年以降も
担当者の指導のもと、何とか
確定申告を終えてきた。
4年前は
亡くなった親父の分と
相続した
エンピロの分の
両方を
二刀流で申告することになった。
確定申告において、
「JA情報マネジメント」を活用している。これは、
JAが
貯金口座の取引明細書、
取引科目別集計表、
按分表、
決算修正表(損益計算書と貸借対照表)を出力してくれるもの。
2,200円(税込み)で利用できる。我が家は
白色申告だが、
青色申告をしている農家ならば、とりわけ利用価値があるだろう。
4年前は
米口座と
給与口座を
合算して依頼したが、
取引明細が多くなり
複雑でまとめるのが厄介だった。1年間にこれほど取引があるのかと思うくらいの
項目が並ぶ。給与口座は
年末調整で
源泉徴収税は確定しているので、
3年前から
米口座のみの出力とした。スッキリしていて実にわかりやすい。なお、今は
退職したので
年末調整はない。
確定申告予定日の
3日前から
領収書等の整理をしておいた。
実質2日間で
集計を終えた。さらに、
「JA情報マネジメント」を活用して
農業に掛かる
収入と支出をまとめておいた。自分で言うのもなんだが、
昨年の控えを参照しながら几帳面に整理した。まとめたものを
「令和02年分の確定申告書B」と照らし合わせて
「令和03年分の確定申告書B」をわかる範囲内で作成した。また、
「令和03年分収支内訳書(農業所得)」も併せて
作成した。
役所の担当者が丁寧に対応してくれたので、確定申告はスムーズに進んだが、
土地の貸借関係で
問題点があったが、これは想定内。しかも、
「これだけ詳しくまとめ上げられたのですね。ほとんど合っています」と
お褒めの言葉まで頂いた。確定申告もかなり慣れてきたと言える。
昨年も
稲刈りの
秋作業委託だけでなく、
春作業(水稲苗代金、畦塗り料金)も
委託しているので
出費がかなり多かった。その他の出費もかなり嵩んだようだ。最終的には
所得税は
0円となった。
収入が少ないので当然と言えば当然だが、手元に残る
収入が少ないわけで、
所得税なし、
住民税減額と喜んでばかりはいられない。来年も農業に関わる経費の
領収書の
保管、
源泉徴収票の管理など万全を尽くすように心掛けるつもりでいる。
エンピロは
大雑把な性格かつ
のんびり型なので、ここは我が家の家計を預かる
“財務大臣”ともいうべき
女房の協力が必要となる。
今は
e-Taxを使い
ネットで
青色申告をされている方が多いようだ。
役所の窓口で
確定申告相談に訪れている人は大半が
白色申告だが、農業は
米価下落や
原発事故補償金の打ち切りなどで
収入の落ち込みが激しい。今年は特に急激な
米価下落で
専業農家は大変なようだ。
青色申告の農家は
“顔色深刻”と笑ってはいられない。
【2月25日】

「JA情報マネジメント」は複式1(2,200円)を注文した。

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