圃場への
パイプライン通水(水掛かり)が
9日(土)の
午後6時から始まった。農家は一斉にパイプラインの
蛇口をひねるが、
エンピロは
大相撲が終わってから出発したので、
午後6時10分頃に圃場に到着した。どこにも水を掛けている
農家の姿が見えない。後で気づいたのだが、
他の農家の人は既に取水口からの水掛けを終えていたのだ。
エンピロが
スタートダッシュに遅れたに過ぎなかった。
10日(日)の朝は最初に
5aの圃場に向かった。圃場が溢れているかもしれないと思ったが、全くと言っていいほど掛かっていなかった。
取水口を緩めて水が出るようにしていたのだが、
一斉に水掛けしたために、水圧が弱くなっていたようだ。他の
大きな圃場(30a区画)にも行ってみたが、大半が
3分の1しか溜まっていない。
尻水口(排水口)側がやや高い圃場は特に溜まりにくい。
夕方になっても、ほとんどの圃場が
代掻きができるまでに至っていない。水が足りない圃場は
翌日の朝まで
パイプラインの
水を出したままにしておいた。
11日に
代掻きをやろうと圃場に向かった。今度は
水が溜まり過ぎて水を抜く羽目になった。他の人が水掛を止めた人がいたために、水圧が強まり水が多く流れ出たことが原因。何年やっていても
水掛けのタイミングは難しい。
なお、
5月9日(月)に
排水口の
土嚢作りを済ませておいた。
女房を助っ人に頼んで圃場を見て歩いた。女房は一昨年
土嚢作りデビューしたばかりだが、勝手がわかって来ているので頼りになる。空の
肥料袋を
5、6枚ほどを持って圃場を回った。昨年或いはそれ以前の土嚢は、袋が
劣化したものがある。スコップで土を入れるのだが、一人ではかなりの労力を要する。1時間以上掛かったが、全ての圃場の
排水口の
土嚢補修が完了した。遠く離れた圃場は
取水口が
用水堀で
3ヶ所(1ヶ所は開閉せず)ある。
排水口と合わせれば
4つあり、管理が容易ではない。取水口、排水口を確認をして
舞台は整った。いよいよ
11日(水)は
代掻きをやることになった。
【5月9日】

遠い圃場の排水口(内側)。土嚢と堰き止め板を使用。

圃場外側

ここの土嚢はこのまま使うことにした。

止水板のある圃場。

土嚢との二刀流。

午後6時にパイプライン通水。
【5月10日】

12時間以上経過してこれだけ。

取水側に溝を切って置いたところから水が流れ出ていた。慌てて補修を施す。

10日の夕方。あすの朝まで水を掛けることにしたのだが…。

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