4月15日に播種した
水稲の苗が鮮やかな
緑色になってきた。大体種まきしてから
約1週間で発芽する。発芽すれば
保温シートを外す。先週の
22日に外して1週間が経ったが、ここまでは順調に来ている。
一律に
発芽すればなんら
問題はないのだが、
毎年ヒトメボレの発芽が思わしくない。保温シートをはがした時に、
発芽前の苗箱もあるが、さほど影響が出るほどのことではない。水を撒いて
種籾(たねもみ)が露出すると、
土をかぶせなくてはならなく、今年は
慎重に水をやった。余計な
手間は掛けたくないからだ。おかげで
今年は土まきの作業は省略できた。
今年は
事情によって、
育苗ハウスがすぐ近くになった。それでも
昨年までのハウス(300m離れた場所)には、入りきれなかった育苗箱が
30枚程度あり、さらに、
キュウリ、ナス、トマトなどの野菜苗にも水をやらなくてはならない。
この時期一番喜んでいるのが、
愛犬ジョンである。普段は
散歩の回数が少ないが、この時期は
毎日ハウスまで同伴である。
出勤時間前の1時間(6時〜7時)は慌しい毎日だ。日中
温度が高かったときは、
夕方に水をやる場合もある。
ハウスにある苗箱の数は全部で
550枚。内訳は、
コシヒカリが
400枚〈内30枚は別ハウス)、
ヒトメボレが
150枚である。親戚からの委託分も含め、
作付け面積約2.1h分である。
田植えは
5月半ばに始まる。それまで苗の
管理は息を抜けない。
外気温に注意が必要である。
苗の成長が順調であれば心配はいらない。 心配なのは
ネズミである。
ネズミが
種籾を食べてしまうのだが、すでに
被害が発生している。その分、苗は
多めに用意している。
きょうの一言
「早苗(さなえ)あれば憂いなし」
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「水稲育苗管理」2006.5.6付け

緑のじゅうたんを思わせる水稲苗 4月27日撮影

約3〜5cmの高さまで延びた苗。 田植えの時期は12〜15cmぐらいになる。

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