2019/1/6

カメラを止めるな! 感想  映画(見たもの、見たいもの)

「すっげえも白い!」という感想はあちこちで聞きました。

この伝聞は僕にとってよろしくなく、どうしても「期待」が生じてしまう。

で、中には「面白い!」という単純感想の他にもつい物語内容を口出しちゃう人がいるんですよね。

何人もそういう人がいるので、自然と頭の中で統合しネタバレへと化ける。



そして初見、導き出したネタバレが当たっていました。

なので「驚き」要素がまんま抜かれました。「あーあ」です。

何の情報もなく見ていたら驚いたのかどうか、さえわからず。


でも面白かったです。自分は「映画」というフィルターが通る事象に「何か特別な意味があるはずだ」と思い込む癖を改めて知りました。


前半のゾンビドラマ放送部分、カメラが地面に落ち固定されたシーン。

僕は演出として「なるほど!」と思い、つまり一部のシーンでカメラ固定することで荒さがリアリティへ昇華されるな、と。

アメイジングスパイダーマン1でもカメラ固定演出がありました。

でも、後半ではそれは単なるカメラマンの負傷が原因のカメラ落下だと判明するわけです。

映画内では「カメラマンによる演出」だと僕は思い込んでいましたが、これは実際監督は「良し」と思ったのかどうか。

映画撮影の映画なので言葉が重なり説明がややこしくなりますが。


カメラ固定演出
→実際の監督は「アバンギャルドな撮影法をあえてトラブルとしてあつかった」のか
→映画内の撮影ではトラブルだという認識


あと、映画の複雑性を抑えるために情報量を少なくする工夫をしているのかな、と。

どこでそう感じたのかというと登場人物、特に「作品内の俳優達」は単純なキャラ設定。

1度態度を見ただけでこちら側(鑑賞側)は次の行動を予測できるレベル。



本当に良かったのは全体的に明るい雰囲気で簡単に暗澹になりそうなのにやらない、見ていて暗くならないのがいいですね。

簡単に暗澹、例えば業界内ではさえない立場にいる主人公(監督)をダイレクトではなくてもゴミ扱いする人間がいれば明るい雰囲気をぶち壊す。

いぬやしきは暗澹なる気分で覆うプロ漫画ですね。



「カメラを止めるなをみた。」というだけで感想を欲される、発言権を獲得するレベルの認知、社会現象。

鑑賞経験がステータスになる、個人に付加価値を与える社会貢献映画です本当に。


見て内容が知れて感謝映画でした。


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