2019/7/13

【読書感想】私は何も悪くない 小林エリコ  その3  1日まとめ記事




■感想本文


著者小林エリコさんの人生を振り返りつつ其の都度感じた、そして思い返した現時点での気持ちを連ねた本作。

インタビュー形式ではなく当事者自信が編み出した言葉が作り上げた世界。

幾度も自殺未遂、入院。精神病院へ強制入院。

「自分はダメな人間だ」という自責がいけないのか。蔑み攻撃をしかけてくる他人がいけないのか。

生活保護受給者になるとどんな心境になるのか。精神障害とは何か。

「見える化」をしてくれる貴重であり、生きてくれてありがとうございますと感謝したくなる作品。






読んだ人たちはどうなんですかね。

僕は苦しかったです。

本当にやりたかったことの代用で満足せざるおえない状況。

僕個人からすると、何度も話題に出る「行きたかった美大に親の反対が原因でいけなかった」が社会的底辺と呼ばれる立場まで落ちてしまった要因に思えました。

よく言われる「本当にしたかったら誰に邪魔されようが、止められようがしているはずだ」という嘘。

この文言は「加害者になりたくないよー、だから邪魔されて被害受けたお前が悪いってことで代わりに加害者になれ!」という欲望ただそれだけ。


「どうしても選びたい選択肢」を他者からの妨害により阻止された時。

人生を生き続けるために「自分には無理だったんだと」と思い込み代用を探すんですね。

その代用は「本来選びたかったこと」と関連性を持つものを重視して選ぶため、どうしても下位互換になってしまう。

その現実を受け止めるのは大変厳しく、「選ばなかった自分」ばかりせめ「邪魔をした他者」は乗り越えるべきハードルだったと位置付ける。


結局著者は漫画を描いたり、本来やりたかったことを約30年近く時を跨いで実行に移す。

30年ですよ。読者にとっては様々な貴重な体験をしていただき、それを本として出版しこうやって知ることができたので感謝です。

しかし本人にとっては。本人にとってはあまりにも長すぎる回り道。

18歳の少女が「できること」なのに「できない」に強制的に変換された。

変換させた人間は全く罰せられない。そんな法律も当然ありませんし。



スーパー複雑ですね。

小林エリコさんに限っては出会って影響を与えてきた人たちがあまりにもクソすぎますよ。

頼ってはいけない人たちばかり。「助ける」と近寄り地獄へ落とす。

小林さんという人間の価値を見下している。あまりにも下に見ている。

社会的底辺へ意思を持って落としている、としか思えない。

底辺へ落とすことが当人のためと本気で思っている。



こういう人種の人たちとは僕の人生でも度々遭遇しています。

「安心=底辺」という結びつきを信じきっている。


本書から学んだのはカスな人間はさっさと切り捨ててそれを超えるカスな行動を自らする必要性が人生にはある、ということです。

カスな人間は強い影響を与えてくるんですが、それよりカスな行動をすることで価値を下げ記憶に残らせない。

カスな行動とは即ち他人にとっては嫌だが自分にとってはやりたい行動という見方ができる。


だから誰かがカスな行動しているならば「ああ自分がやりたいことできてすごいな」でいいですし自分も落ち込むんじゃなくて生きている実感を掴み取る。

度がすぎるカスは法で取り締まられるのでご安心を。どのカスな行動を許容範囲におさめるかは日々議論が進んでいます。さすが法治国家!



もう一度読み直します。小林エリコさんを貶めたカスどもを罰する法律ができますように。

0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ