2020/9/29

映画 新聞記者 感想  1日まとめ記事




面白かったです。

主演のシム・ウンギョさんの演技が凄すぎる。

流暢だけど日本人のイントネーションじゃない日本語も本作の設定と合致が際立たせている。

引き込ませる演技ってこういうこというんだな、という実感。

やっと演技力の有無を理解できる知能を僕が得た、とも言えますが。

どうなんだろうか。わからないけど、心惹かれた演技でした。




内容もよかった、というか知らない世界を知れてよかった系。

官僚達が働く部屋がいちいち照明が暗いのは誇張表現だと思いたいですが、組織としての殺伐さがあるが個人同士はある程度フランクな関係、みたいな組織あるあるは吐きそうになりました。





あと見ていて思ったのは「奥さん&こどもがいる」ことが弱点になる文化は消滅すべきだなと。

脅し文句として「子供うまれたってな」「奥さん元気か?」とか。

弱みになってるんですよね、家族がいることが。


どう思いますか。定番というか家族を持つ=弱点を持つ、守らなければいけない存在という認識、めちゃくちゃ嫌いなんですよ。

映画演出でもそうですし、現実でもそうなんですよ。

結婚する、子供を作ると自由が効かなくなる、無茶ができなくなる、家族のために安定を重視しなればならない。




そんなの当たり前、ていう現状なんですが、なんだろ、どうにか変えたい。

所帯を持つことが弱みじゃなくて強みに。

「子供がいるからまともに見える、なんだか偉く見える」という強みじゃなくて。

「お前の子供、まだ小さいよな?」という脅しが全く意味のないものになる強さ。



奥さんがいるから、旦那がいるから、こどもがいるから、自分のやりたい冒険ができず安定したことしかできない、いややってはいけない。

パートナーがいるから、こどもがいるから冒険できる、という認識への変換。

どうなったってパートナーがいるんだから大丈夫っしょ、的な。




この映画の嫌なところ、稚拙なところはそこですね。

家族を弱点にしすぎ。しかもそれに納得してしまう我々よ。

どうにかして弱点じゃなくなる、責任の所在や個人の存在意義の意識。

仕事=自分、じゃなくて自分と人生を重ねることを了承した人の存在こそが自分の存在意義、みたいな。




結婚したんだからもう馬鹿できない、冒険できない、安定行動。

この「その通り」「普遍」と思われている価値観をなくしてもっと個人個人強い存在になってほしいです。

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