2021/7/12
Gのレコンギスタ映画版 行け!コアファイターが相当やばかった 1日まとめ記事
相当面白い。
面白すぎる。
「きゃあああああああああああああああ!!」って叫びたい。というかなんて面白いんだー!と声に出しながら見ていました。
アニメ版もかなり好きなんですが、映画版は軽く超える。
こんなに面白かったのか、、、、、と。
アイーダ様ですよね。アイーダ様の描写の深みがそうとう付け加えられてる。
確かにアニメ版、連続放送版はすんなりカーヒル大尉のこと乗り切ったなぁっていう印象でした。
映画版ではかなり深掘りされていて、アニメという大きなジャンルに対しての見方が変わりました。
いや、人間関係もそうですね。
ちゃんと言葉にしないと伝わらないし、描写もカットせず挿入しないと理解できない。
「いちいち描写しなくくてもわかるよね?」とカットして鑑賞者まかせにしても限界があって「妄想の域からでない」現象に陥る。
だって書かれてないんだもん。「多分こうなんだろう」という予測に現実味は加味されない。
で、細かく丁寧に描写すると「しつこい」とか「テンポ悪い」となるところ、本作はただただアイーダ様大好きになるんですよね。
ノレドもよかったですね。付随してベルリの人間味も向上した。
鑑賞者を気持ちよくさせる方法を熟知しているというかラライヤの天真爛漫描写だったりノレドの的確ツッコミだったりアイーダの感情爆発描写だったり。
どの頻度だと鑑賞者をイラつかせないか、気持ちよくさせるかを計算している、かなり気をつけて作っている。
ラライヤのクリムニックに対する悪戯描写だって下手すれば邪魔なだけでイラつかせるポイントになる可能性があるんですが、例えばクリムが癖で自身が触っているお下げををラライヤに掴まれても特に怒らないけど、引っ張られたらちゃんと怒るところとか。
「怒るライン」を各キャラ設けることで人間味がでるというか「なんで怒らないの?」「なんでそんな簡単に受け入れるの?」と疑問におもいここがむかつきポイントになってしまう。
ちゃんと怒ることでラライヤのことをちゃんと人間扱いしているってこともわかるんですよね。何を言っても意味がないって諦めていない。ラライヤに対するコミュニケーションをちゃんと受け入れているなって。
そこのところ、アニメ版ではすんなり受け入れたカーヒルの死を劇場場ではしつこさが激増し、やっぱそうだよなとしつこいほど面白味が増すこのポイントを攻めたのがかなりの加点。
アイーダ様の独り言、内面を描写することで「俺たちしか知らないアイーダ様うひひひ」とまぁ好きになるんですよ。
エヴァのアスカと一緒。外向き強気な人間の内面を他のキャラが干渉しない場面で露にすることで秘密を共有する唯一の存在になれるんですよ鑑賞側が。
