2013/2/12

あーあ、言っちゃったよ・・・3月末13000円を目指す  時事/金融危機
 

■ 空いた口が塞がらないとはこの事だ ■

「期末までには1万3千円を目指して頑張るぞという気概を示すことは大事だ」「平均株価が2000円以上上がって、企業の含み益が38兆円増えた」「株価が上がるように次々と手を打っていきたい」

あーあ、言っちゃたよ・・・。

あんた、○○?

■ 現役大臣が具体的数字を挙げて株価を煽るなんて ■

安倍内閣は円相場も実際の数字を挙げた発言が目立ちますが、
今度は甘利経済再生担当大臣が、具体的株価とその達成時期を口にしてしまいました。

これは、アウトですね。
株価操作と受け取られかねない発言です。

現在の相場を見ていれば、3月末に13000円という
薄っすらとした目標数値は透けて見えます。

外資にしてみれば、株価が12000円を超えたあたりから、
どこで売ろうかとの探りあいになる訳ですが、
甘利発言で、ハードルが上がった感じがします。
これで、安心して高値で売り抜けられる下地が出来ました。

日本人の特に最近株式投資を始められた方は、
13000円までは安心と受け取るでしょうから、
12500円を株価が超えても、個人投資家は売りに転じません。

多分、12000円を超えた頃から、
各メディアが、「日本経済は本格回復に!!」などと煽りまくるはずですから、
世間の大多数の人は、3月末を前に株価が下がるなどと考えもしません。

しかし、永年株式投資をされている方は、
3月末の恒例行事をご存知ですから、慎重になられているでしょう。

■ 不気味なアメリカの沈黙 ■

いずれにしても、株価高騰の背景は急激な円安にあります。

本来はアメリカ政府から牽制が入るはずですが、
不気味な事に、今の所円安を容認しています。

これは、シーリング問題の解決を前に、
アメリカもドル高を演出したいという思惑もあるのでしょう。

或いは、3月期末を前に、円安を非難して一気に円高に持って行き、
株を売り抜けるのを助けるのか?

日本は決算を前に涙目で、裏で為替介入して、米国債を購入させられるなんて結末では?

■ 円キャリートレードの復活 ■

アメリカが円安を容認する理由として考えられるのが、円キャリートレードの復活。

アメリカのサブプライム層のローンの一部は、
日銀が供給した低金利の資金だったとも言われています。

アメリカはFRBが資金供給を続けていますが、
経済の回復には、もう少し低利の資金が欲しい所。

そこで、円安によって円を調達通貨とする事で、
米国内への資金流入を誘っているのかも知れません。

金利差が小さいので、あまり効果的とは言えませんが、
アメリカの株高を演出したりする資金になっているのかも知れません。

ここら辺の動きも注意が必要です。

アメリカではシーリング問題と財政の崖が解決すれば、
米国債への強烈な資金の揺れ戻しがあると思われます。

NYダウが下落すれば、日経平均も一緒に下がります。
株をいつ売り抜けるかは、アメリカの動きに注視する必要があるかも知れません。

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