2017/12/27

祝!! 紅白出場・・・やっと認められた竹原ピストル  音楽
 

実力が有りながらも世の中に認められない人の筆頭だった竹原ピストル。
しかし本物の才能は、いつかは大輪の花を咲かせます。

西川美和監督の映画『長い言い訳』で今年1月発表の日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を獲得し、キネマ旬報のベストテンでも助演男優賞を獲得しました。

この映画を10年待った・・・西川美和監督・『永い言い訳』 人力でGO 2016.10.31より

缶コーヒーのBOSSの25周年CMでも重松豊と共演して存在感を発揮していました。


だんだんと注目を浴び始めた竹原ピストルですが、とうどう紅白歌合戦に出場するという。彼のキャリアからは想像も付かない「サプライズ」ですが、彼の歌が全国に届くのはファンとしては本当にうれしい。我が家にはTVが無いので、リアルタイムで観れないのが残念で仕方ありません。



<採録>

この人が評価されない日本は間違っている!!・・・竹原ピストル『カウント10』 
人力でGO 2014.12.24
 より

 



■ 評価されない天才 竹原ピストル ■

竹原ピストルという歌手をご存じでしょうか?数年前までは男性2人のデュオの野狐禅というバンドを組んでメジャーデビューもしていました。

私が野狐禅を始めて聴いたのは、CDショップで下のジャケットのCDをジャケ買いした事が切っ掛けでした。

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ピアノとギターという変則デユオはスキマスイッチも同様ですが、竹原ピストルの歌は泥臭くて、体温や体臭を感じるものでした。

その歌詞の世界は彼の周囲3mから生まれるものですが、貧乏な普通の若者の生活をスケッチの様に切り取りながらも、その言葉の選び方が「天才的」で、一発でノックアウトされてしまいました。


竹原ピストルは高校、大学時代はボクシング部に入っていたそうで、大学はボクシングで推薦入学したそれなりに強い選手だった様です。大学で知り合ったピアノの濱埜 宏哉(はまの ひろちか)と組んだバンドが「野狐禅」でした。

ダウンタウンの松本人志は竹原ピストルの大ファンで、当時彼らを自分の番組に呼んでいます。ダウンタウンに野狐禅がいじられている映像がネットを探すと有るはずです。メザーデビューした当時の彼らの月給は14万だったと語っていたと記憶しています。

その後、「野狐禅」はヒット曲を出す事も無く解散し、竹原ピストルはソロで全国のライブハウスを回る活動を続ける一方で、映画などにも出演しています。松本人志は、『さや侍』に竹原を出演させると同時に、彼に主題歌を歌わせています。

その舞台挨拶の映像がyoutubeにアップされていますが、「能力の有る人が認められないのは・・・・」と竹原の事を語りながら声を詰まらせているのが印象的です。「彼は絶対に有名になると思うけど、それが少しでも早まれば良いと思い、映画の出てもらいました」と語っています。

■ トムウェイツの歌詞を歌うブルース・スプリングスティーン? ■

竹原ピストルの楽曲の魅力は「歌詞の力」です。生活の一部を切り取る視線は写実的ですが、言葉の選び方のセンスは「詩人」の才能に近いものがあります。

教会の十字架と、寝坊して起きた時間の「10時か・・・」を掛けあわせが素晴らし。



壊れた洗濯機の音を、蝉の声と聞き違えたるという、貧乏の風物詩の様な「フライグ蝉」




一聴すると長淵剛の様な歌声ですが、その歌詞の繊細さは現在の日本のソングライターの中では突出しています。

日本に比較し得る才能が居ないので、おもわずトムウェイツの歌詞を歌うブルース・スプリングスティーンなんてイメージが浮かんでしまいます。

■ 自虐が後退して、素晴らしい世界を作り出し始めた ■

長淵剛が多くの人に共感を与えるのは彼の「ナルシズム」による所が大きい。「おれってダメ人間なんだよ」というヒネた叫びが、意外にダメ人間には居心地が良いのでしょう。一方、竹原ピストルは「ダメ人間なんだよ」という言い訳すらしないシリアスさが有ります。これは多くの人には「不快感」を与えます。人はアカラサマな現実をなかなか直視出来ないのです。

ですから、私はこのブログで一番紹介したいと思っていながらも、「野狐禅」や「竹原ピストル」をなかなか紹介出来ませんでした。


野狐禅の時代には「自虐」と「貧乏」と「暑苦しさ」が少し過剰に感じれられた竹原ピストルですが、ソロでライブ活動を続ける内に、無駄がそぎ落とされた様です。

そして少し前向きな意思が生まれ始めた彼の今の歌ならば、その素晴らしさは多くの人の心に響くと確信しています。


最初に紹介した『カウント10』の歌詞アップされています。




これを聴いて涙が滲まない大人が居るでしょうか・・・・。




現代の日本で最高のソングライターであり歌手であると私は確信しています。

先日、ポップソングに歌詞は要らない・・・なんて書きましたが、やはり歌詞があって歌は人々の心に届くと言う事を証明するアーティストです。
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