2018/4/16

エンタテーメントの極致『グレーテスト・ショーマン』・・・ディズニーとMTBの合体  映画
 

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『グレーテスト・ショーマン』より

■ 娘に勧められて『グレーテスト・ショーマン』を観に行った ■

TVが無いので映画など何が流行しているのか全く知らない私。そんな私に娘が『グレーテスト・ショーマン』という映画が面白かったと興奮して話し始めた。

私 「何が面白かったの?」
娘 「入口でペンライトもらって、コスプレの人とか居て・・・」
私 「そういう内容の映画なの?」
娘 「サーカスの映画だよ」
私 「コスプレの?」
娘 「歌ってもいいの。声かけても。ガヤなんてタイミングピッタリだし」
私 「何の話しをしてるの?」
娘 「だから、応援公演」
私 「映画を観に行ったんじゃなかったの?」
娘 「だから、映画を応援しながら観るの、バルト9で」

どうやら、娘の行ったのは『グレーテスト・ショーマン』という映画のファンの為の上映会で、上映中にペンライトを振ったり、スクリーンと一緒に歌ったり、コスプレしている人が居たり、スクリーンに声を掛けたり(ガヤと言うらしい)出来るらしい。要は『グレーテスト・ショーマン』のディープなファンの為の特別上映会。

私 「ところでお前、この映画のファンなの?」
娘 「ううん。初めて観た」
私 「・・・・」


娘の「楽しかった」は、「スクリーンと一緒になって楽しむ人達を見て、楽しかった」という事らしい。ただ、その後、映画の内容を全部ネタバレしてくれました。・・・私的には『グレーテスト・ショーマン』を観る必要が無くなりました。

■ 家内がどうしても行きたいと言うから・・・観てみた ■

その後も娘はメールで「観た?観た?」と催促して来る。家内は友人にサントラを借りて来て予習に余念が有りません。

日曜日の朝に何やらパソコンで調べていると思ったら、池袋で今夜開催される「応援公演」の予約を取ろうとしています。

私 「これ夜遅過ぎだよね、終わるの11時過ぎだし・・」
妻 「でも、もう応援公演が終わっちゃうよ。バルト9は終わっちゃったし」
私 「いきなり応援公演ってハードル高く無い?映画じゃなくてファンを観に行くみたいだよ」
妻 「確かに」

こんな会話をした後、午後2時になっても未練がましく予約画面を眺めている家内。

妻 「ねえ、まだ席がだいぶ空いてるよ」
私 「応援公演ってファンが少ないと寂しく無い?何見に来たのか分かんなくなっちゃうよ」
妻 「それもそうね・・・。ねえ、じゃあ普通の上映に行こうか」
私 「それなら良いよ」

という事で、夕方から久しぶりに夫婦で映画に出かけました。お互い50歳を過ぎているので安い。

■ ディズニー映画だった・・・ ■

妙な盛り上がりを見せている映画なので、あまり期待していませんでしたが・・とても楽しめました。

これ、ディズニーのアニメ―ション映画だよね・・と思いながら観ていたら、脚本は実写版の『美女と野獣』の監督のジェニー・ビックス。とにかく細かい事は観客に考えさせない。骨格のしっかりしたストーリーに印象的なシーンを散りばめて、後は歌で押す。エンタテーメントに徹しています。

音楽は『ラ・ラ・ランド』のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。完全オリジナルだそうですが、私、サントラを聴いていて80年代のMTB黄金期のクイーンやジェネシスやホイットニー・ヒューストンとかTOTOとかを思い出してしまいました。この時代までが商業音楽が生き生きしていた。キャッチーでポップだった。

ちょっと懐かしいメロディーをてんこ盛りにして、今風のアレンジで処理すると、一度聞いただけでノリノリで歌える楽曲が出来る。これ、簡単な様で結構難しい。特に盗作とか、パクリと訴えられないギリギリのラインを狙っています。冒頭なんてクイーンの「We Will Rock You」そのまんまですが、こうも堂々とやられるとパクリと言うのが野暮。

ディズニー映画はアラン・メンケンの耳に着いて離れないメロディーを巨力な推進力にしていますが、『グレーテスト・ショーマン』も、音楽のキャッチー度合いでは引けを取りません。

■ ロングバージョンのミュージッククリップ ■

映像も素晴らしいのですが、ミュージッククリップの手法だなと思ったら、監督はそちらの畑の人でした。

様は『グレーテスト・ショーマン』はディズニー映画的な分かり易い脚本を、ミュージッククリップの手法で演出した作品。『フラッシュ・ダンス』の進化系の映画ですね。

■ 空中ブランコのシーンは圧巻 ■

内容なんて気にせずに音楽に身を任せ、ゴージャスなショーを楽しむ・・・そんな映画ですが、空中ブランコのシーンは圧巻でした。

CGに席巻された昨今のアメリカ映画で、「生身」の人間の「技」がこれほど素晴らしいものだと再認識されるシーンです。

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アン役のゼンデーヤさん

空中ブランコ乗りのアンを演じたのはゼンデーヤという女優。スタント無しと書かれていますが・・・素顔も可愛い。

■ しばらくサントラを楽しめそうだ ■

私の中では『グレーテスト・ショーマン』はロングバージョンのミュージック・クリップ。だからしばらくはサントラを聴き込んで、その後はカラオケで熱唱するのが正しい楽しみ方。

その先に有るのは・・・「応援公演」なのでしょう。


ところで映画は面白かったの?と聞かれると・・・「木が全部持ってった」というのが家内と意見の一致をみた回答。



それでも家内は応援公演に未練が有る様で、娘に「もう一回行く?」と聞いてました。答えは「もう充分」だそうです。



■ バーナム・ミュージアムと言えば・・・スティーブン・ミルハウザー ■

実は私、バーナム氏が実在の人物とは知りませんでせいた。『バーナム博物館』の名はスティーブン・ミルハウザーの小説で知っていたのですが・・。奇妙な博物館の話で、イルカが出て来る事しか覚えていません・・・。マジック・リアリズムと呼ばれるジャンルの小説です。

ところで実際のバーナム氏は150年前にサーカスを大成功させた実業家で、アメリカンエンタテーメントの元祖をも言えるお方。ただ、その後は政治家に転身し、禁酒活動家などもされていたとか。

映画では「フリークスも家族」みたいな人道主義を提示していますが、実際のバーナムさんは「フリークスは見世物」をストレートにやる様な人物だったとか。


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