2019/6/28

GWアドベンチュアーライド・・・高岡・城端編  自転車/マラソン
 

■ 高岡と城端に向かってGO!■

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ゴールデンウィークのアドベンチャーライド。3日目は富山から高岡経由で城端という町を目指します。

朝6時に富山市内のホテルを出発し、高岡を目指します。距離は20km程。

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富山湾沿いの工業地帯を遠望します

富山県の第二の都市の高岡は緑豊かなキレイな都市です。中心部に高岡古城公園があり、美術館などの文化施設も充実しています。

実は高岡市は『ドラえもん』や『おばけのQ太郎』で超有名な漫画家「藤子・F・不二雄」氏の出身地。美術館の2Fには「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」が開設されています。となみに、相棒の「藤子不二雄A」氏の出身地は、すぐ近くの氷見市。

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建築家の内井昭蔵氏が設計した「高岡市美術館」

高岡城は前田利家の長男で、初代加賀藩主の前田利長が築城します。元々、隠居の為に造られた城でしたが、1615年(元和元年)には一国一城令によいって利長の死後に廃城となります。しかし、加賀藩の防衛の拠点として、、米蔵・塩蔵・火薬蔵・番所などが置かれ、軍事拠点としての機能は密かに維持された。

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現在は緑豊かな公園として整備された、高岡城跡

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水堀が現存しています

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城の裏手にある護国神社

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何故か北陸の神社の境内には馬が居ます・・・

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令和天皇即位でした

本日の目的地は、公園の外れにある日露戦争の忠魂碑の前にある噴水。これで分かっちゃう人はアニメファンですね。

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この噴水が目的で高岡に来ました

そして、高岡第二の目的地はこの建物・・・・。これらが何であるかは、明日記事にします。

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たこ焼き屋さんです

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高山古城公園の最寄駅は氷見線の越中中川です


高岡は富山第二の都市だけあって、駅前はビルが立ち並び、路面電車も走っています。一方で、開発が進んだ為、古い建物は少ししか残っていません。

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意外に都会(失礼)な高岡市街

■ 城端を目指す ■

高岡を後にして、城端を目指します。全く土地勘が無いので、なるべく城端線に沿ったルートを選びます。先ずは国道156号線で砺波に到着。

砺波はチューリップの球根の生産地として有名です。ちょうど、「チューリップフェアー」が開催されていました。

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砺波駅前の街燈のデザインもチューリップです

福野を通過します。古い街並みが残っていますが、先を急ぐので、ちょっと覗いただけ。

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昨晩まで、祭りが開かれていた様です

実は福野は「夜高祭」で有名です。5月1・2日の宵祭りには夜高行燈の練り廻しが行われ、7mもある「ねぶた」の様な行燈を引き回します。その際、隣合わせた行燈を壊し合う「引き合い」が行われ、「けんか山」として勇壮というか、かなり暴力的な祭りの様です。

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昨晩来れば見る事の出来た「夜高祭」 (写真はネットから)

道は城端線に並走していますが、何と、「忍者ハットリくん」のラッピング電車が走っていました。城端線に接続する氷見は「藤子不二雄A」の出身地。この車両は氷見線の車両です。

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氷見線名物「ハットリくん」車両


福光を通過します。善徳寺(現在は城端に所在)の門前町として栄えますが、砺波南部から金沢に向かう交通の要所でもありました。駅前に宗像志功の版画のレリーフが飾られています。宗像志功は1945年、戦時疎開のため富山県西礪波郡福光町(現南砺市)に移住。1954年まで在住し、多くの作品を残しました。この地方の自然をこよなく愛したといいます。

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宗像志功ゆかりの地の福光駅前

■ 城端に来たどぉーー!! ■

とうとう、今回のGWアドベンチャーライドの目的地、「城端(じょうはな)」にやって来ました。

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五箇山地方の平野部に位置する城端。飛騨国境の高い山に囲まれています。

まずは城端駅に行ってみます。

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?!・・・・・
間違えました。こちらが城端駅です。

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駅の中をちょっと覗いてみましょう。

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!? 何か見てはいけないものを見てしまった様な・・・

ホームを覗いてみます。

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・・・間違えました。

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丁度、電車が入って来ました。出迎えの人達が居ます。

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間違えました・・・。

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そう、ここ城端こそが「真野山」なのです。アニメ『サクラクエスト』の聖地


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『サクラクエスト』より

ちょっと町中を散策してみましょう。

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・・・「セフレ」って名前のスーパー・・・・あり得ないわぁーーー。(ちょっと赤面)

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『サクラクエスト』の中では、さすがに「セフレ」はマズイと思ったのか「セレブ」。

そして、こちら・・・

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この夜景の「セフレ」、この作品に出てきたワァー。

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『 true teas 』 より


そう、ここ城端こそが「麦端町」なのです。アニメ『true tears』の聖地


アニメ製作会社の「P.A.WORKS」が本社を構える富山県南砺市城端(以前は城端町)。初期の作品『true tears』の大ヒットで、会社の名前と、脚本家の 岡田麿里の名前が世に知られる様になります。

『true tears』は架空の地方の街「麦端(むぎは)」を舞台にした高校生達の物語でしたが、背景は城端の景色が多く使われていました。作中の街のモチーフも城端そのものでした。

この作品に心奪われたファンの一部は、「本物の麦端」を見たくて、城端を訪れる様になります。これが「アニメ聖地巡礼」の最初期。城端が初期の「アニメ5大聖地」の一つとなります。

ちなにみ「初期・アニメ5大聖地」は次の通り

1.鷲宮神社・・・『らき☆すた』

2.木崎湖・・・・『おねがいティーチャー』

3.豊郷小学校旧校舎・・『けいおん!』

4.尾道 ・・・・『かみちゅ』

5.城端 ・・・・『treu tears』



現在ならば『ガールズパンツァー』の「大洗」、『君の名は。』の「飛騨古川」が上位に来るはずです。『俺の妹がこんなに可愛いわけがないや『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の千葉市も外せません。・・・おーーーと忘れていました『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の秩父もテッパンです。


ちなみに「アニメツーリズム」が選出した88か所の聖地はこちら

訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)


個人的には『輪廻のラグランジェ』の千葉県鴨川市を推したい。一時はNHKが「聖地の押し売り」的に取り上げた事から「大失敗聖地」の代表地とされてしまいましたが、スタッフが何度も鴨川を訪れ、ファンと交流を続け、大量の製作資料一式を郷土資料館が保管するという、新しい試みも行っています。作品から生まれたドリンク「鴨川エナジー」は、ご当地ドリンクとして完全に定着し、コンビニに並んでいます。

シャッター商店街に描かれた絵は、今では風化に任されていますが、それもアニメというハヤリモノの一つの姿です。


■ アニメの聖地以前に、歴史と自然に溢れる素晴らしい街だった ■

聖地巡礼記事は改めて書くとして、今回は「越中の小京都」と呼ばれる城端の魅力をお伝えします。

城端は富山県南部の街です。富山平野が終わり、山岳地帯が始まる傾斜地に市街地と水田が広がっています。東は飛越国境の山並、南は五箇山というロケーション。

私が訪れた5月4日は、「城端曳山祭」の当日でした。各町会が保有する曳山が通りに出され、飾りつけの最中でした。曳山祭りの本番は夜です。このお祭り、「麦端祭」として『true tears』の作中にも出て来ます。

城端には秋に「麦屋祭り」という祭りも開かれますが、『true tears』の主人公の造り酒屋の息子は「麦端節」の踊り手として稽古に励みます。実際の「むぎや節」は「こきりこ節」と並ぶ、五箇山地方の民謡です。


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豪奢な山車は、城端がかつて豊であった事を物語ます

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昼間は山車の飾りつけなどの準備、夜が本番です

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飛越国境の山並み。山の向こうは庄川

城端は五箇山地方の生糸を絹織物に加工して栄えた街です。京都西陣の川島織物の創業者・川島甚兵衞は城端出身です。

さらに、城端別院善徳寺の門前町として栄えます。善徳寺は1471年に創建された浄土真宗の寺ですが、開闢の地から何度か移転を繰り返し、福光を経て、1559年に、城ヶ鼻城主荒木大膳の招請により城ヶ鼻(城端)へ移り、城郭に寺域を定めます。その後、加賀藩の庇護のもと、越中国の真宗寺院の触頭役(ふれがしらやく)として隆盛を誇り今に至ります。創建以来、火災に遭う事もなく、当時のままの建物が残ています。

山門を飾る木彫が見事ですが、「井波彫刻」と呼ばれます。井波彫刻は井波にある別院瑞泉寺が何度か火事で焼失したおり、本願寺が派遣した宮大工が木彫の技術を井波の大工に伝えた事に端を発し、現在では欄間彫刻などの美術彫刻としてその技が継承されています。

別院善徳寺は浄土真宗のお寺ですが、1年365日、毎日欠かさず朝夕二回のご法話がある珍しいお寺としても知られています。


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山門は耐震修理の最中でした

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井波彫の素晴らしさに目を奪われます

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本堂も立派です

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ちょっと失礼して本堂の中を撮らせて頂きました

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ビンテージオーディオで聴くジャズの音楽会なんてシャレた企画もある様です


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門前には仏具屋が並びます。城端仏壇は丹塗りを特徴とした豪華な仏壇


■ 傾斜地に豊な水田と、1000級の山並みを遠望する自然環境 ■

実は「聖地巡礼ブログ」で城端は沢山紹介されていますが、どれも「聖地」の写真だけで、城端やその周辺の写真はあまり見かけません。

ですから、私も実際に行ってみるまで、こんなに自然が素晴らしい場所だとは知りませんでした。周囲を飛越国境の1000m級の山並みに囲まれ、街全体が傾斜地に築かれています。

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飛越国境の山並み。所ところ残雪が見られます

傾斜地に水田が広がりますが、25%程度が酒蔵米の「五百万石」を作付けているそうです。水が豊富なイメージがを受けますが、かつて水源は山田川しか無く、城端西部では干ばつの度に水争いが起きていたとか。麦畑をみつけましたが、「麦屋節」というくらいですから、水の工面に苦労した当時は麦が多く作られていたのかも知れません。

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麦の穂が風に揺らいでいました

■ P.A.WORKS の本社を見付けました ■

『サクラクエスト』のチュパカブラ王国のある「桜池」は、「桜ヶ池」がモデルです。城端地区の干ばつ対策として、陸軍の野設砲の演習地に作られた溜池です。ここは本当に日本なの、ヨーロッパじゃないの?と一瞬思ってしまう景色が広がります。

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ここは本当に日本?

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桜ヶ池の周囲は公園として整備され、家族連れで賑わっていました


桜ヶ池からほど遠く無い場所にP.A.WORKSの本社があります。タツノコプロ出身でProduction I.Gでプロデュサーをされていた堀川憲司氏が、2000年に地元富山で設立したアニメの製作会社です。wikipediaによれは、家族との約束で地元富山に戻るも、富山にアニメの制作会社が無かった為にご自身で会社を一から立ち上げたとか。今では押しも押されぬ、アニメ業界の重鎮企業。

『ture tears』『花さくいろは』や『凪のあすから』など岡田磨里と組んで名作を生み出す他に、『SHIROBAKO』や『サクラクエスト』などの「働く女の子シリーズ」が人気。近年では『有頂天家族』や『ウマ娘 プレティーダービー』などの良作も生み出しています。


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休日で残念ながら閉まっていました。是非仕事場を拝見したい・・・。


■ 城端から飛騨高山に輪行でGO! ■

実は、今夜は家内の実家の飛騨高山に泊まる予定です。城端からは100km程度の距離ですが、五箇山、白川郷を越と1000m級の山を越える必要があります。道も不案内なので、今回は城端駅から輪行する事に。

丁度、ホームにはJR西日本が富山県内で運行する観光電車「ベル・モンターニュ・エ・メール」が入線していました。通称は「べるもんた」。

これは予約が無いと乗れないみたいなので、私はその隣のオレンジ色のキハ47に乗ります。城端線は電化されていので、気動車です。

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高岡で第三セクターの「あいの風とやま鉄道」に乗り換えます。「あいの風」とは富山県の日本かい沿岸に吹く「恵をもたらす風」だとか。

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車両は新型です

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手描きの社内注意書き。地方鉄道の楽しみの一つです

富山で高山本線に乗り換えますが、ホームが分からずギリギリで滑り込みセーフ。高山本線の富山側は、飛騨古川までしか行った事が無かったので、ワクワクします。

ところで、高山本線ですが、富山から猪谷までがJR西日本、猪谷から名古屋までがJR東海が運行しています。「本線」と名は付いていますが、実は地方鉄道。


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猪谷まではJR西日本の車両

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猪谷からはJR東海の車両。さすが東海は儲かっているので車両が新しい

富山平野を過ぎると、宮川(神通川の支流)に沿って進みます。沢山のトンネルと、沢山の橋梁が楽しめる、風光明媚な路線です。結局、城端から高山まで4時間近く掛かりました。東京からの時間と大差有りません・・・。

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宮川沿いを進む高山線


GWアドベンチャーライド、高岡・城端の聖地巡礼。ちょっと最後は駆け足になってしまったので、夏に家内と再訪する事にしました。桜ヶ池の畔に、アクアスパとオーベルジュの施設を見付けたので。『サクラクエスト』は家内も好きな作品なので、夫婦で「聖地巡礼」です!!

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