2019/9/20

倒木処理は時間が掛かる・・・電力復旧の最大の難関  分類なし
 

「東京電力は何をやっている」という声を多く聞きます。

台風通過から10日以上が経ち、未だ電力が復旧しない地域も多い千葉県。

復旧を妨げている最大の要因が「倒木」


「倒木なんて重機を持っていって、さっさと片付ければいいじゃないか」とお思いの方も多いかと。

いえいえ、倒木処理って、危険で、技術と時間を要する作業なんです。

Yotubeで映像を見付けたので貼っておきます。








こんな倒木が延々と道を覆っている訳ですから、電力が復旧しないのも無理がありません。

素人がボランティアでどうこう出来るレベルを超えていますから、

現場で倒木撤去作業をしているプロの苦労を労うしか、私達には出来る事が在りません。


ニュースでは「倒木処理」という一言で片づけられ、数秒の映像が流れるだけですが、Yotubeを少し探せば、現場のリアルを知る事が出来ます。

既存メディアは、横並びの災害報道ばかりしていないで、もう少し「リアル」が伝わる報道の工夫をしたらどうだろう?



クリックすると元のサイズで表示します

上の写真は今回の台風で崩落した南房総市の斜面です。こんな場所がいたる所にあります。千葉県南部の地質は柔らかい泥岩や砂岩で、大雨で度々斜面の崩落が起こります。


クリックすると元のサイズで表示します

上の写真は2017年の台風で崩落した鴨川市内の林道(天津林道)です。この時はMTBだったので、自転車を担いで突破してみましたが、崩落した土砂は水を大量に含んでいて、ふくらはぎまでドロにズブズブと潜ってしまいました。倒木を処理するにも、足場が非常に悪い。(この時は倒木に生えていた天然椎茸をゲットしました)

これは林道ですが、生活道なども倒木のみならず、崩落の土砂などで塞がれています。上の崩落現場が復旧するまでに数か月掛かりましたが、応急処置でもそれなりの時間を要します。


私達に出来る一番簡単な事、それは東電を始め現場で汗を流されている方を応援する事だと思います。


・・・それにしても政府は災害対策本部を設置しないで押し通すつもりみたいですね。「今さら遅い」と言われる事を恐れてだとは思いますが・・・。

6

2019/9/25  7:15

投稿者:人力
奔 さん

東電で原発の運転に長年携わっていらした方の見解で、東電が公開していなかった、原子炉内の詳細な水の流れを、情報公開によってデータを手に入れて、解析した結果、地震発生直後に、炉内で水の対流が一時逆転している事を突き止めます。これを、細かな配管の破断や、圧力容器貫通部(炉心制御棒など)からの漏水が原因を推測しています。

これにより、炉心の推移はかなり早い段階で低下し、圧力容器上部の温度が急激に上昇した可能性を指摘しています。

今年になって、新たな解析手法を用いた結果、1号機の海水注入はほどんど圧力容器に達していなかった事が学会で発表されています。実施に現場でも、海水注入の数日後にこの可能性に気付き、注水ルートを変更していましたが、それを裏付ける結論です。

燃料棒のメルトダウンは、地震直後の配管の破断か、圧力容器の小さな損傷で水位が下がる事で始まります。さらに格納容器から外部の伸びる配管に損傷が発生するか、格納容器の貫通部に亀裂が生じるなどして、事故後早い時点で、原子炉建屋内で高い放射能を帯びた蒸気が発生し、職員が原子炉建屋から退避せざるを得なくなっています。

全電源喪失は確かに事故の重大化に影響を与えていますが、老朽化した福島原発の1号機では、地震の振動によって、最初から原子炉は回復不可能な状態に陥っていた可能性が高い。

圧力容器への海水注入の経路は幾つかある様ですが、1号機では、最初の注入経路では5か所程のバイパスが存在して、海水は、ほとんどそちらに流れてしまったとされています。しかし、東電の現場が、そんな朴訥なミスを犯すとも思えず、バイパスとは「破断箇所」と拡大解釈する事も可能です。(電磁バルブが機能していなかった可能性は大ですが)

各事故調査委員会の報告書は「配管の破断は存在しなかった」という客観性の薄い前提を一切検証する事無く、事故原因を「電源喪失」に押し付けています。

配管破断を否定する要因として、圧力容器の水位データを理由として挙げていますが、漏水による水位の低下で原子炉上部の水位計が高温により機能を失っていた可能性が指摘されています。

「配管の破断は無かった」という前提は、地震国日本で原発を稼働させる「絶対条件」で、この前提を崩す訳には行かないのでしょう。

2019/9/24  20:27

投稿者:奔
>原発の専門家が事故当時の炉心データを解析した結
果、地震直後に既に冷却機能が失われていた事が分かっ
ています。国も東電も公にはしていませんが、原子炉は
地震によって各所で配管が破断した可能性が高く、冷却
水の供給は例え電源が生きていたとしても不可能だった
可能性が高い。

その原発専門家って御用専門家の可能性無いですか?ま
た「例え電源が生きていたとしても不可能だった」とい
う発言は他が万全であって初めて言える言い訳。当時非
常用ポンプの電源コンセントの形状が合わなくて使えな
かったという話もあった。
最近はすぐに想定外と言って逃げる風潮が目に付く。想
定外と言って逃げて済むならこんな楽な仕事ないよ。

2019/9/22  11:11

投稿者:人力
ハノイの塔 さん
鍛冶屋 さん

電柱には通信設備や電話線、有線放送などの様々な設備が付帯していますね。街燈もその一つです。

通信は無線化されるので将来的には問題が無さそうですが、道路照明、道路標識、信号など、「ポール」を用いる設備が道路には沢山有ります。

海外で地中化をしている場所では、照明や信号は、建物と建物の間にワーヤーを這ってぶら下げる「カテナリー式」が用いられますが、台風による強風が吹く日本では現実的では有りません。

日本で地中化を阻害する2大要因はコストと、地上設備の置き場です。

日本の地中化のコストはヨーロッパなどの10倍掛かっています。半分は人件費の高さ、そしてもう一つは、夜間に工事をして、朝には埋め戻すという日本の施工規定。地面に穴を掘ったまま施工を続ける「常設工事」が認められれば、無駄な人件費も、無断な時間もかかりませんが、道の狭い日本では歩道が確保出来ず難しい。

もう一つの問題は、変圧器の置き場ですが、緑地帯が有る幹線道路は問題有りませんが、狭い住宅地では、住宅の敷地内に設置させてもらう必要が有り、法的強制力の無い現状では、ほぼ不可能な状態です。

東電の責任というより、日本固有の問題と思われます。国や自治体が強制力を持って無電柱化を推進しなければ、住宅地の中までの地中化は不可能なのです。

一方、幹線道路は、阪神淡路大震災以降、電柱は減りつつあります。これは災害時に電柱が道を塞ぐ事を防ぐ為ですが、一方、道路標識や街路灯など、倒壊の危険性の有る構造物は、依然として道端に存在します。

2019/9/22  11:00

投稿者:人力
鍛冶屋 さん

少し前に「放射脳の巣窟」である「阿修羅掲示板」に記事が引用されていました。東電の原子炉専門のOBがデータを検証しています。

事故直後に作業員が「頭上から水が降って来た」と発言していますが、それに関する報道はその後一切メディアには出ていません。第一報は意外に真実の事が多く、その後、情報は調整され、マズイ情報は隠蔽されます。

真実は闇の中ですが・・・。

そういえば、911の第七ビルの倒壊も、アラスカ大学の研究チームが「爆破解体」との見解をまとめています。小さく報道されています。

2019/9/22  10:56

投稿者:人力
777 さん

「電柱倒壊や倒木による停電に対し、東電に責任があるか」という論点からズレて来たので、議論は控えます。(すみません、原発を持ち出したのは私ですが)

被災地での電力の復旧に東電や各電力会社が尽力している今、「責任問題」の話題は、少し控えさせて頂きます。

時間が経って、「電柱の強度基準が妥当かどうか」の議論が始まる頃に、又、取り上げたいと思います。


電柱の地中化に関しては、改めて記事にします。

2019/9/22  8:24

投稿者:鍛冶屋
無電柱・埋設ケーブル化は、やはり非現実的ですよね。
ハノイの塔さんもご指摘されておられますよう、電力線だけでなく通信線などの引き回しも共有されていますし、それらを増設・メンテ・修理・更新・・・なにかするたび道路を掘り返さなければなりません。公道上ならまだしも、私道・私有地を横切ったりするばあいの地権問題もありますし。
もっと効率の良い発電と高寿命の蓄電のシステムを開発し、一般家庭のコージェネ化が出来れば良いのですが。

>…街灯はどうする
うちの近くの、(ちょっとお高い)新興住宅地が無電柱なのですが、街灯のかわりだと思う古いガス灯を模したポールがイッパイ立っています。しかしこれ、どう見ても個人宅の敷地内に立ててるんですよねぇ・・・誰が電気代を負担してるのかな?(金持ちは気にしないか^^;)。

2019/9/21  16:44

投稿者:ハノイの塔
無電柱化、簡単じゃないですよ。
うちは電話もCATVもインターネットも全部有線だから、
電柱をなくしたりしたら、全部工事やり直しですよ。
その費用は誰が出すんですかね。さすがに電話会社やJCOMは無料で工事してくれないでしょう。
それに工事のしやすさは圧倒的に電柱のほうが優れている。
作業者もいちいちケーブルを地下の土管に通してなんて、
時間も手間もかかりすぎる。保守だって、ケーブルが見えないから大変だし。
電柱のほうがずっと効率的ですよ。
それと今電柱についてる街灯はどうするんですかね。
電柱を撤去したあと、新たに街灯用のポールを立てるのかな?(街灯無しは、夜なんか危険ですよ)

2019/9/21  16:17

投稿者:鍛冶屋
”国も東電も公にはしていない”・”可能性が高い”情報を、なぜ人力さんは知り得るのか? ・・・とっても不思議ですね。

2019/9/21  10:30

投稿者:777
東京電力の悪質な犯罪は放置できないですね

 日本は地震国と言われているわけで、巨大地震も起こる。必然的に津波に襲われることも予見できる。東電では2008年3月、原発を襲う可能性がある津波の高さが最大15.7メートルという情報を得ていたという。その報告を武藤は拒絶、防潮堤建設などの津波対策をとらなかった。



 そうした情況で炉心がメルトダウンするような事故を引き起こした東電に責任があることは明らかで、その責任者が責任をとることも常識。その常識と司法の法的な判断が違うことを今回の判決は再確認させせたわけだ。



 事故を起こした原発と同じ福島県にある福島第2原発では1989年1月に冷却水再循環ポンプ内へボルトや座金が脱落、それが原子炉内に流入するという重大な事故が引き起こされている。前年の暮れからポンプ内で振動があり、警報も鳴っていたのだが、東電の指示で運転を続けた結果だという。



 しかも、この重大事故を東電や国は県へ速やかに報告していない。2002年8月には東電による点検記録の改竄を国が報告していなかったことも県は知る。当然のことながら当時の知事、佐藤栄佐久は怒り、国や東電が進めていたプルサーマル計画の了承を取り消して東電管内の原発稼働を拒否した。



 再稼働が認められた2006年7月当時、佐藤知事は厳しい状況に陥っていた。知事の弟である祐二が土地取引に関して検察から取り調べを受けていたのだ。9月に祐二は逮捕された。県議会内では知事の辞職を求める声が高まり、辞職を表明せざるをえなくなる。



 そして10月、佐藤栄佐久は東京地検特捜部に収賄の容疑で逮捕されてしまった。懲役2年、執行猶予4年の判決が確定しているが、裁判の記録を読むと、冤罪だった可能性が高い

2019/9/21  8:14

投稿者:人力
奔 さん

福島原発事故を失態と言う人も多いですが、その理由は電源喪失に備えて発電設備を高台に設置しなかった点にあります。

しかし、原発の専門家が事故当時の炉心データを解析した結果、地震直後に既に冷却機能が失われていた事が分かっています。国も東電も公にはしていませんが、原子炉は地震によって各所で配管が破断した可能性が高く、冷却水の供給は例え電源が生きていたとしても不可能だった可能性が高い。

この事は全国の原発が同様の危険性を持っている事になります。

さて、原発の建設ですが、コレは国策であり、電力会社としてはコスト高の原発を建設するインセンティブは働きません。国が作れと言ったから作って運用していた。

今回の電柱の倒壊もそうですが、想定以上の災害に対して起きた事故に対する法的責任の追及は難しく、設置基準を満たした建造物が基準の想定以上の力で破壊されるのは「当然」と言うのが技術と法の解釈です。

仮に東電に失態があるとすれば、強度が基準を満たしていなかた場合で、今回の電柱の倒壊も、電柱の経年劣化が原因であるならば、東電に瑕疵があると言えます。

ただ、現場での復旧活動が続く今、東電を批判しても現場の士気が下がるだけなので、責任追及は復旧後でも良いかと思います。

※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ