2020/9/15

自民党のアンシャンレジウム・・・内向きな内閣  福島原発事故
 

■ 「後が無い」から誕生した菅政権 ■

突然の安倍氏の辞任発表のドサクサで、何故だか出来上がった菅内閣。キャラ的には首相向けでは無いのですが、安倍内閣は今年に入ってから菅氏を殆ど無視していましたから、後が無い二階氏と組んで「謀反」を企てた格好です。

しかし、本能寺の変の明智光秀と同様、「後が無いから無理して取った政権」的な印象が強く、そこに政治的な理念を感じません。


■ 経産内閣の崩壊 ■

安倍政権は「アベノミクス」や「一億総活社会」などキャッチコピーは派手ですが、実は中身を伴っていない内閣でした。安倍政権で実現したのはTPPと日銀の異次元緩和だけとも言えます。おっと、集団的自衛権の閣議決定も重要です。

安倍政権が今井氏を始めとする経産省出身者が支配する内閣である事は、コロナ禍の対策で国民にも明らかになりました。彼らは他省庁との調整もせずに様々な対策を突然打ち出して、そして失敗した。(実際には日本のコロナの影響は殆ど無いので、成功とも言えますが)

安倍氏が首相職を放棄した本当の理由は、多分、この先も明らかになる事は有りませんが、それによって「経産省内閣」が崩壊した事は確かです。実際、彼らは他省庁の「倍返し」を恐れている。

■ 菅首相と官僚の支配争い ■

安倍内閣は内閣人事局によって官僚の人事権を掌握する事で、官僚を抑え込んでいました。その中心に居たのが菅官房長官。

今回の「内閣の意見に従わない場合は移動する」と官僚達に釘を刺していますが、これは表立って言う物では有りません。むしろ、公に発言する事で官僚達の反発を招く。この件だけでも菅氏の焦りが透けて見えます。早く官僚の支配権を確立しなければ、何も出来ない内閣で短命政権になる事が分かっているからです。

一方で、目の上のタンコブだった経産省の官邸官僚の影響力が無くなった事で、官僚達の綱引きは既に始まっています。人事権を掌握する菅首相は恐ろしい存在である一方で、全く話の通じない相手では有りません。上手く取り入って、政策を実現させる好機と考えている官僚は少なく無いでしょう。総務省の改革派や、金融庁当たりの動きが活発化すると私は妄想しています。

一方で、財務大臣の麻生氏が留任した場合、財務官僚は麻生氏の顔色を見ながら従来通りの対応をします。

菅新政権で官邸内の各省庁の力関係に変化は生まれますが、経産省の影響力が低下する事で、結果的に財務省が従来の力を取り戻すと私は見ています。菅首相も財務省を敵に回したくは無いので、「将来的な消費税増税」に言及するなど、財務省に秋波を送っています。

■ 日米関係 ■

「アメリカに気に入られない内閣は短命に終わる」というのが日本の内閣の特徴です。第二次安倍内閣は、「歴史修正主義的なアナクロ内閣」として、政権発足当時はオバマ政権に距離を置かれていた。TPP阻止などを公約に上げていた事も影響していたでしょう。

しかし、モリカケ事件が発覚した頃から、安倍政権はアメリカに従順になります。そして、トランプ政権発足後は、アメリカ人に「トランペット=トランプのペット」と揶揄される程、日米関係に親密さを内外にアピールします。一方で、米国産の武器輸入の拡大など、アメリカに譲歩するシーンが目立つようになります。

果たして菅新政権がアメリカ(トランプ)とどの様な付き合いをするのか興味が持たれますが、菅氏の後ろ盾となる二階氏は中国との関係が深く、ここをアメリカに目を漬けられるとに日米関係が上手くゆかなくなる可能性が有ります。「中国と手を切れ」と迫られる可能性が高い。二階氏も、この辺は十分に熟知していますから、表立った動きは控えるでしょう。

一方で、菅首相がアメリカの信頼を得られるかどうかですが、「テレ」がある様では上手く行かないでしょう。どうも代表戦を見ても、彼は口下手というか「テレ」が目立つ。これ、プライドの裏返しなのでしょうが、テレを捨てないと日米関係は上手く行きません。ただ「ツンデレ」という事もあるので、未知数ではありますが。

■ 日中関係 ■

難しいのは日中関係。コロナ禍で積極的な交流をする必要が無い事は幸いしていますが、大統領選まではトランプは票集めの為に中国への強硬姿勢を強めるでしょう。これにお付き合いする必要が有ります。

大統領選の結果によって日中関係も変化しますが、しばらくは表立った動きは無いでしょう。首脳会談も米大統領選の後に、日米首脳会談が行われ、その後に、適当な時間を空けて日中首脳会談という順番かと思われます。

安倍政権の様な明らかな反中・反韓姿勢は取らなくなると思われます。ネトウヨも活躍の場を失ってし、しばらくは「安倍ロス」状態となります。もしかすると、欲求不満が高まったネトウヨが反菅内閣の急先鋒になる可能性も有ります。まあ、安倍政権の置き土産、あるいは蒔いた地雷と言った所でしょうか。

■ 官僚機構と対立する地方分権 ■

菅氏は地方議員出身として、政治モットーに「地方分権」を掲げています。ただ、これは財務省や他省庁との折り合いが悪い政策です。各省庁とも予算を地方に移譲させられる事には抵抗します。菅政権のアキレス腱ともなり得るので、菅氏としても慎重にならざるを得ない。

地方分権は地方の有権者にも分かり難い政策なので、菅氏も殊更それを中心課題にする事は無いでしょう。ただ、自民党に地方議員の利権が増えるので、党内的には事有るごとに地方分権への取り組みはアピールすると思われます。

一方、国民に一番アピールするのは菅氏のライフワークとも言える「携帯電話料金の引き下げ」。菅氏は竹中氏の下で、総務省改革に取り組んでいました。この中で携帯電話事業のウエイトも大きかった。

電波利権は複雑で、携帯電話各社はプラチナバンドと呼ばれるTV局が占有するチャンネルが欲しい。一方で、TV局は放送から通信への流れで放送事業が斜陽化する事を防ぐ為、通信事業へのイヤガラセとして、プラチナバンドの受け渡しに抵抗しています。菅氏があまりプラチナバンドの明け渡しに積極的になると、TV局各社は「反菅キャンペーン」を展開して、政権に圧力を掛けるでしょう。

一方で通信各社はプラチナバンドというエサと引き換えで無ければ、大幅な形態電話料金の引き下げに応じない。また、訳の分からない複雑な割引制度でお茶を濁す可能性が高い。

菅政権の目玉政策とも言える「携帯電話料金の値下げ」がどこまで実現するかによって、この政権の実力が何となく分かると思います。

■ アンシャンレジウムとしての菅内閣 ■


「脱派閥政治」「派閥によらない人材の起用」は選挙時も菅新首相がアピールしていたポイントですが、党役員人事は派閥均衡となっています。しかし、実際には二階幹事長と森山衆議院議長と菅首相が中心になって自民党党内の調整も行うと予想されます。これ、はっきり言ってバリバリの派閥政治。

自民党は伝統的に派閥対立が深まると宏池会が政権を取ってバランスを取って来ました。しかし、今回は清和会と麻生派が菅氏を推してしまったので、完全な対立とはならなかった。結果的に宏池会の岸田氏と、ハグレモノの石破氏をパージする形で、派閥対立を内包した党内人事と組閣が行われる事になりそうです。何とも中途半端な内閣が出来そうな予感。

安倍一強の時には「派閥政治」という自民党の伝統が薄らいでいましたが、安倍氏の影響力が低下して事で、自民党は旧体制に戻ってしまった感が有ります。まさにアンシャンレジウム。

■ 菅氏に残された道は「ツンデレ」? ■

清和会と麻生派は、菅氏の失策を待っている状態で、当面は表立った動きはしないでしょう。別に何もしなくても、「口下手」な首相に国民はすぐに飽きる。ここで国民の興味を引くには「ツンデレ」という超高等テクニックが必要ですが、小泉純一郎氏の様に上手く「デレる」のは容易では有りません。

むしろマジメで誠実な菅氏は「暗キャラ」に陥り易く、国民はこれを嫌いますから、官邸スタッフは菅首相の「キャラ作り」には最大の注意が必要です。そこら辺に有能なスタッフを抱えるかどうかで、菅政権の支持率は大きく変わります。

現状は高齢者層にアピールする為に「苦労人」キャラを作る事に必死ですが、今時「苦労人」は受けない。安倍政権は良くも悪くも「若者受け」する政権だっただけに、若い人達の自民党離れを防ぐ為には、意表を突くキャラを期待したい。

例えば「暗キャラ」転じて「逆切れキャラ」なんてどうだろうか。


枝野代表  「総理、モリカケ問題や、桜を見る会を新内閣はどう考えているのか」

菅首相   「ご指摘には当たりません。問題無い・・・」

枝野代表  「いえ、あなたは安倍内閣の官房長官だったのだから無関係では無いでしょう」

菅首相   「問題有りません」

枝野代表  「総理!問題無いしか言えないならば、誰でも総理は務まりますよ!!」

菅首相   「問題有りません」

枝野代表  「これじゃあ、ラチが上らない。国民はTVを通じて観てるんですよ!!」

菅首相   「問題ねぇ〜って言ってるのがわぁかんねぇかぁ〜?」

枝野代表  「総理、国民の分かる言葉で話して下さい」

菅首相   「おめぇー、秋田ねめんじゃねぇーぞぉー!!」

枝野代表  「私は秋田をバカにしているんじゃなくて総理の考えを国民に分かる言葉で・・」

菅首相   「オメェー、そっただ事言ってると、ベコさ食わすぞぉ〜〜〜」



国民は政治家の肉声を聞きたい!!


5
タグ: 原発事故

2020/9/19  4:22

投稿者:大友秋生
国会議員で初コロナ感染者発生!
筆頭副幹事長!
細田派!

怖いですね〜(陰謀脳)

2020/9/17  18:26

投稿者:ドクダミ
確かに8年近く続いた安倍政権でも、任命した閣僚の不
祥事やご指摘のようにまともに答弁できないようなボン
クラ閣僚がいたことは事実です。しかしこれは日本にお
いては、派閥の力学が働く政党政治ではある程度仕方の
ないことでしょう。
また安倍政権は経済的には2回の消費税値上を行い、全
国民が実感できる成果を出せなかったのは事実だと思い
ますが、外交面や安全保障面では戦後の歴代首相の中で
はトップクラスの成果を出したのではないかと思います
よ。
確実に、1年ごとに首相が交代していた時期の日本に比
べれば、世界の日本を見る目が変わって、そういった面
での成果は大きいのではないでしょうか。これはたぶん
外交・安全保障面では既得権益享受者たちの利権を侵害
する要因が少なく、とくに大きな妨害が入らなかったか
らとも言えるかも知れません。とにかく日本にはマスコ
ミ界をはじめとして、日本の政治がまともに機能するこ
とを阻止したい勢力が戦後75年の間にしっかり根をお
ろしてしまっていることが大きな問題でしょう。

このほど安倍政権を引き継いだ菅政権がスタートしまし
たが、会見ではっきりと「役所縦割り、既得権益、先例
主義を打倒したい」と述べておられ、閣僚人事もそれな
りの改革派の議員を当てていると思います。早くも「文
春砲」なるスキャンダル記事が放たれ、相当な抵抗が予
想されますが、どこまで改革出来るか見守ろうじゃあり
ませんか!

ところでインターネットの普及によって今まで新聞やテ
レビでしか得られなかった国内や世界の情報が、誰でも
容易に得ることが出来るようになりました。このことは
インターネットが無かった時代より確実に全世界の人々
が間違った選択をしない確率を上げていると思います。
私はそれほど悲観主義者ではないので、時間はかかり紆
余曲折はあるでしょうが、日本はもとより世界は少しず
つ良い方向に向かっているのではないかと信じていま
す。

2020/9/17  6:45

投稿者:人力
ドクダミ さん

長くなったので下から続きます

一方で、旧態依然とした官僚システムも、時代のスピー
ドに全く付いて行けなくなっており、これが日本の長期
停滞の一因となっています。高橋洋一氏や、村上ファン
ドの村上氏など、優秀な人材は省庁を飛び出してしまい
ます。一方で、同期入省の出世頭が事務次官になった
ら、同期は退官して天下りするシステムなど(銀行も似
たりよったり)時代遅れも甚だしい。

課長クラスで大企業の社長や役員をアゴで使う国家公務
員ですが、大学の同級生らは一般企業で何倍もの給料を
貰っている・・・ここにも大きな歪みが存在します。だ
から、国家公務員は天下り先を転々として退職金を幾度
も手にする事に抵抗が少ない。当然の権利と考えている
からです。

ドクダミさんが書かれている様に民間かあの政治登用を
もっと積極的に行い、当然それには給与体系の改革も含
めて官僚機構の活性化と改革は必要だと思われますが、
これを行おうとする政治家に官僚機構は徹底的に抵抗す
るでしょう。民主党政権時代が良い例です。これを断行
するには国民の絶大な支持が必要ですが、そもそも、官
僚機構を弱体化させる政策を行おうとする政治家の本当
の目的が、日本人の為なのか、アメリカや欧米の為なの
かが良く分からない・・。まして議員の利権の為だった
りすれば目も当てられません・・。

何れにしても、かつての自民党の大物議員の様な天下国
家を語れる政治家は殆ど居ませんから、今回の様な「お
山の大将ごっこ」に国民は辟易とし、政治に興味を失う
のでしょう。尤も、日本人は民主主義って何かも分かっ
ていませんが。結局、政治も国民のムラ社会でしかな
い。

2020/9/17  6:36

投稿者:人力
ドクダミ さん

私も日本の閉鎖的な国家公務員の状況を固定する訳では
有りません。ただ、戦後の復興から高度成長期までは護
送船団方式の、セミ社会主義的日本のシステムは有効に
機能しました。

戦前、日本を戦争に導いたのは軍部という事にされてい
ますが、影でこれを操っていたのは内務省を始めとする
官僚達だったと言われています。その残党である岸信介
や中曽根康弘らが戦後総理大臣となったのも偶然では無
いでしょう。

日本は議員立法が極端に少ない事は周知の通りですが、
とにかく議員の質が低く、政策に詳しい議員が少ない。
だから2世、3世のボンクラでも国会議員が務まりま
す。法律の多くは官僚が下書きし、それを自民党内で調
整して閣法として国会に提出される。自民党内での調整
と言えば聞こえが良いですが、単なる利権の調整に過ぎ
ません。

要は、日本の政治は未だに「発展途上国」並みの利権争
奪に過ぎず、まともに政策を語れる議員などは与野党を
含めても数える程しか居ないでしょう。閣僚のブリーフ
ィングや原稿無くしては、国会答弁すら出来ない大臣だ
らけというのが日本の政治家の実情です。

2020/9/16  19:00

投稿者:ドクダミ
(人事権を握られた事で、政権に批判的な官僚は出世出
来なくなった。)

まず申し上げておきたいのは公務員たるもの政治家との
政策会議においての批判や意見申し立ては何ら否定する
ものではなく積極的に行うべきだと考えますが、政策に
ついてではなく政権についての批判はそもそも論外であ
ると思います。それをされたら政治家ならずとも更迭せ
ざるを得ないでしょう。

日本の官僚の人事権は法律上大臣にあっても実際は公務
員自らが人事を行ってきました。特に幹部は総合職に合
格したいわゆるキャリアが独占し、入省年次による人事
が行われてきました。これは単なる慣行にすぎず法的な
根拠はありません。
公務員制度というのは公務員に何をさせるかという基盤
に基づいており、能力で選ぶ資格任用と政治家が選ぶ政
治任用の二つがあります。どちらにも長短はあると思い
ますが、日本の問題はキャリア独占で外部からの登用も
なく、ましてたたき上げで幹部になれることなど全くな
い閉鎖型だということです。

戦後アメリカの統治によって教育をはじめとする様々な
分野で旧体制が解体されましたが、公務員制度だけは戦
前のまま残されました。この弊害が70年以上の時を経
て、天下り問題や乱立する特殊法人問題、そして官僚の
劣化を生み出しているわけで、真の公務員改革は政治主
導で待ったなしで改革すべき重要事項と考えます。

(優秀な学生が国家公務員を目指さなくなった。)

今や地方公務員は若者に最も人気のある就職先で狭き門
となっていますが、国家公務員の応募が減少し若手の早
期退職も目立つようですが、それは調整や雑用ばかり増
えて専門性によるキャリアが発展しないからとも言われ
ています。かつて財務官僚だった高橋洋一しによると、
例えば財務省では緊縮財政論者でないと出世はまずでき
ないと言っておられました。各省庁独特の論理があり、
それに異を唱えたりする変わり種は退官する道を選ばざ
るをえないのでは?

2020/9/16  6:52

投稿者:人力
ドクダミ さん

日本の場合、官僚は東大卒でエリート、政治家は2世、
3世だったりする訳で、官僚は政治家を内心は見下して
います。これが一つ目の問題。

もう一つは、日本の政府がアメリカの傀儡である事。こ
れに対して、官僚機構はブレーキの役割を果たして来た
歴史が有ります。

以前は日本の官僚達は政治家に面従腹背で、アメリカの
要求も法制化の時点で骨抜きにしていた。しかし、ノー
パンシャブシャブから大蔵省解体が始まり、官僚機構の
無力化が始まり、今では省庁の幹部になる為には、アメ
リカの意向を忖度する必要が有る。或いは、幹部候補は
入省まもない頃の海外研修の間に、丸め込まれる。(こ
れ、外務省が良い例ですよね)

民主党政権は政治主導を標榜しますが、官僚が反発し
て、まともな政策が作れなかった。大臣と官僚の意思疎
通が出来ず、官僚達は抵抗勢力となっていた。

第二次安倍政権を官僚達は歓迎しますが、人事権を握ら
れた事で、政権に批判的な官僚は出世出来なくなった。
これ、トップがまともな人ならば何ら問題は有りませ
ん。しかし、一般企業でもトップが世襲のバカ社長だ
と、会社の存続が危ぶまれる状態になります。安倍政権
はまさにこの状態で、モリカケ事件の様に公文書改竄に
まで発展してしまった。

こんな状態になったので、優秀な学生が国家公務員を目
指さなくなった。さらに、省庁の中の変わり種は、すぐ
に退官してしまう様になった。こうして、官僚機構も時
間を掛けて質の低下が進み、かつての気骨は政治家同様
に失なわれてしまった・・。

最も、戦後、日本の官僚機構が有る程度自由にしていら
れたのは80年代までで、ソビエト崩壊後にCIAが日本
を経済戦争の敵国認定して以降は、政治家も官僚も、ア
メリカから自由では居られなくなった。それが現在も続
いていると私は考えています。

2020/9/16  2:55

投稿者:ドクダミ
相変わらず人力さんの政治経済関連の妄想はズレている
ようで面白い??

(文中引用開始)
今回の「内閣の意見に従わない場合は移動する」と官僚
達に釘を刺していますが、これは表立って言う物では有
りません。むしろ、公に発言する事で官僚達の反発を招
く。この件だけでも菅氏の焦りが透けて見えます。早く
官僚の支配権を確立しなければ、何も出来ない内閣で短
命政権になる事が分かっているからです。
(文中引用終了)

そもそも内閣人事局構想は福田康夫内閣で野党民主党の
協力の下、2008年の国家公務員制度改革基本法の成立に
つながり、その後2014年に第二次安倍政権において内閣
人事局は設置されました。しばしば内閣人事局について
マスコミでは批判的に取り上げますが、なぜか民主党政
権も協力して基本法が出来た経緯は言及されない。どん
な企業でも幹部人事は各事業部ではなく本社中枢が行う
わけで、霞ヶ関でも本末転倒と化していた官僚の提言通
りの人事を、政府が呑む形ではなく民間と同じ仕組みに
なっただけです。閣議決定前ならまだしも、政府か閣議
で決定したことに異を唱えて実行しようとしない官僚が
いたら政治は前に進みません。クビを切って別の実行で
きる官僚に交代させるのは当然のことでしょう。
それから人力さんは、「本能寺の変の明智光秀と同様、
「後が無いから無理して取った政権」的な印象が強く、
そこに政治的な理念を感じません。」とのことですが、
私は逆にコロナ禍や米中関係といったかつてない危機の
中、安倍元首相は周到に計算して菅政権誕生を企てたと
妄想しています。 ゆえに年内に民意を問う形で衆院総
選挙を実施し、来年の任期満了までの中継ぎ内閣では無
いというところを明確にし、そこそこの長さの危機管理
内閣になるのではと妄想しています。
まぁ政党による議院内閣制だと、どうしても党内の派閥
の力学が働くので、大統領制のように強権発動で独裁的
な政策は行えませんが、昨日の総裁就任の会見で「役所
縦割り、既得権益、先例主義を打倒したい」と菅新総裁
は述べておられるので、どこまで実現出来るかお手並み
拝見というところでしょうか?

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