2021/12/17

2021冬アニメ・・・お勧め?  アニメ
 
■ 2021冬アニメ・・・アニメが面白く無いと感じる・・・ ■

最近、アニメを観ても面白く無い。理由は簡単で、アニメを観て育った世代が作るアニメに興味が持てないから。演出手法や作画の完成度は標準をクリアしていますが、「〇〇に似ている」作品ばかりが量産されて、驚きに乏しい。

そんなアニメ・ダウナーな気分で今期アニメのオススメをセレクトしてみました。


クリックすると元のサイズで表示します
『吸血鬼すぐ死ぬ』より

少年チャンピオン連載のギャグ漫画のアニメ化。「昔のギャグアニメってこうだったよね」という雰囲気に満ちていますが、流石はベテラン監督とマッドハウス。「今のアニメに欠けているもの」が良く分かっている。

「見た目の完成度」ばかりファンが評価する時代に、あえて「低い完成度の持つ強靭さ」を前面に押し出しています。アニメや漫画は2次元の絵に過ぎませんが、如何に立体的に見せるかに作画は情熱を注いで来た。CGの時代に、海外では、この苦労も最早昔話になりつつありますが、日本人は未だに疑似3次元に拘りを持っています。

一方で、漫画では2次元的な作品も未だに多く存在します。多くは作家の作画能力が低い事に起因しますが、それでも面白い作品は面白い。『吸血鬼すぐ死ぬ』は、この系統の作品。とにかく原作漫画の会話のテンポが良いらしい。それをアニメは声優の演技力との相乗効果で見事に再現している。

次々にネタをブッコミながら、テンポ良く繰り出されるギャグは、古い漫画やアニメファンならば懐かしさを感じるでしょう。私などは「アニメーションはこうでなくちゃ!!」って喝さいを送りたい。

OPもEDも良く出来ています。OPは曲と動きのマッチング、そして、EDはアヌシー(カンヌのアニメ部門)受賞の『カラミティ』をモロにパクった演出ですが・・・それだけの衝撃が『カラミティ』には有る。『カラミティ』自体、作画の完成度とは別のベクトルを持った作品ですが、アニメの可能性を拡張する力は強い。これをパクった事は私的には高評価です。(ちなみに『カラミティ』劇場予告とネットのPVしか観てません・・・)



クリックすると元のサイズで表示します
『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』より

この題名・・・多分一生掛かけても覚えられません・・・。
評価すべき点は、「リットがカワイイ、リットがカワイイ、リットがカワイイ・・・」以上!!

モトイ!!評価すべき点は「素直な作品」である事。

人々が「加護(適正)」を持って生まれる世界。「勇者の加護」や「盗賊の加護」など、人々は加護に従って職業を選択すると成功し易い。主人公レット(ギデオン)の加護は「導き手」、そして妹は「勇者」。レットは勇者になるべく約束された妹を支え導きますが、「戦闘能力不足」を理由に勇者パーティーを追放されます。

そんなレットが辺境の国で薬屋を営む人生を選択する。勇者パーティーの一員であった過去を隠して。そこに、かつて勇者パーティーが救った国の王室の娘のリットが現れます。英雄とされるリットは密かにレットに恋をしていましたが、いきなりレットと一緒に住むと言い出す。いわゆる「押しかけ女房」。最初は手を握る事も恥ずかしがっていた二人は・・・。

とまあ、他愛の無い「爆ぜろリア充」な内容の序盤ですが、レットの誠実さとリットの可愛さでついつい視聴を継続してしまいます。とにかく、物語が素直で優しい。しかし、「魔族」「加護」にまつわる不穏な空気は辺境のムラにも忍び寄ります。

在り来たりな異世界作品ですが、構成がしっかりしているので観るに堪える。というよりも、物語のステロタイプ(神話の体系)に忠実な作品です。現在の異世界モノの原点は「ロールプレイングゲーム」ですが、その根本は「神話」にあります。「魔王を勇者が倒す」物語。

一般的な異世界モノは「魔王が勇者を倒す」という表面をトレースします。しかし、この作品は「幸せな生活を脅かすモノを倒す」という神話の本質に忠実です。だから、レットとリットのキャッキャ・ウフフの生活や、村人との交流の描写が重要になります。この幸せを脅かすのは魔物だけではありません。レットを勇者パーティーに連れ戻したいと願う仲間の善意も、二人の幸せにとっては脅威です。だからレットは頑なに勇者パーティーに戻る事を拒絶しますが、リットとの幸せを守る為ならば剣を取ります。

「この剣を取る理由」が重要です。多くの異世界モノは「異世界に勇者として召喚されたから戦うのは当たり前」という所からスタートします。これはゲームのスタートボタンには忠実ですが、物語の作法としては最初から破綻しています。だから異世界召喚モノを私は嫌うのです。

決して『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』が優れた作品と褒める訳ではありませんが、物語のプロットとしては素直で好感が持てます。これをジブリが上手く料理すれば、劇場でヒット作品が生まれる。そんな素材の一つだと思って鑑賞するのも楽しい。

でも「リットがカワイイ」成分が99%ですが・・・。

OPの曲は今期No1。


クリックすると元のサイズで表示します
『先輩がうざい後輩の話』より

これも「優しいお話」。新入社員の低身長女子が、体育会系の先輩に付いて働く職場日常系作品。新しい所は一切有りませんが・・・好感が持てる作品。

コロナで世の中がギスギスした時代、そしてテレワークで「職場」自体が消滅しつつある時代に、人々が集う協力し合い、そして優しく相手を気遣う「理想の職場」に強く郷愁を感じてしまう。


クリックすると元のサイズで表示します
『ワールドトリガー 3rdシーズン』より

何故か戦闘シーンよりも、作戦会議や、上官との会議のシーンが面白い作品。戦闘シーンは「永遠に続くナルトの中忍試験」と言えば分かり易いかな。


クリックすると元のサイズで表示します
『無職転生』より

完成度は高い。だけど・・・・何かが足りない・・・・。
さらにエリスが消えたとなると・・・何を楽しみに観れば良いのか・・・・。


以上、アニメ熱が下がっているからか、それとも良い作品が極端に減った為か、アニメに熱くなれない昨今ですが、個人的には「素直で優しい作品」を好んで観ている気がします。


以上、2021冬アニメのオススメでした。
4

2021/12/31  6:33

投稿者:人力
ハノイの塔 さん

「古味さん」原作を少し読みましたが、押見修造の『志
乃ちゃんは自分の名前が言えない』をコミカルにした感
じですね。キャラの振りきり方が面白い。

私は最近、凝ったアニメを観れない。『進化の実』みた
いにオバカに振り切っている作品の方が楽しいと感じて
しまう。コロナで鬱々とする事も多いからでしょう
か・・・。

2021/12/28  20:16

投稿者:ハノイの塔
古見さんの美しさには、誰もかなわない(by只野くん)
これがすべてですよ!(さすが、中嶋キャラ)
しかし本当、他の人と合わないなぁ、と感じる今日この頃。
というわけで、今期のベストは
・古見さん
・暗殺貴族(こういう雰囲気は好き)
・うざい先輩
・異世界食堂2(ここに来て、この展開か。3期もぜひ)
・ルパン6(押井脚本、好きなことやり過ぎ。笑)
・Pエンド(人が死に過ぎるけど、次の展開が全く読めない)
まあベストは、食堂2ですかね。
しかし続編が2つも入るとは、新作にもっと頑張って欲しい。

2021/12/18  9:13

投稿者:鍛冶屋。
よっ よっ 人力さん。^^)/


>無職・・・何故かあの作品を認めたら「負け」な気がし
ています。
あぁ 分かりますぅ!!それ。自分も原作読んでなかったら、もしかしたらそう感じてたかも。
しかしアザトサで言えば、「スーパーカブ」や「のんのん・・・」やら「ユル・・・△」などなどの足元にも及びません。

原作、めっちゃ面白かったですよぉ^^)。自分がちょうど読み終えた頃にアニメ化の発表があって、すンごい楽しみにしてました。
次クールは、戦闘少なめ(ほぼ無し)の日常譚がつずきます。シルフィが健気カワイイので、好ご期待です。
アナウンスでは、「全話アニメ化やる」って言ってるんで5〜7年(...もっとかも)計画かと。

来期も「なろう」発が多く、いやぁ楽しみだなぁ。

2021/12/17  23:22

投稿者:人力
やぁやぁやぁ、鍛冶屋。さん

やっぱりリットちゃんですよね。

無職・・・何故かあの作品を認めたら「負け」な気がし
ています。「お前ら、こういうのが好きなんだろう」っ
て相手の策略にまんまとハマる様な。

基本的には、敢えてハマルのがアニメファンだとも思う
のですが・・・私はどうせハマルなら「吸血鬼すぐ死
ぬ」にハマりたい。

尤もリットちゃんの魅力には勝てませんでしたが・・・
レットからは略奪できる可能性を感じてしまう・・。

2021/12/17  23:17

投稿者:人力
楽譜 さん

転生ものが流行る理由は、やはり「無双」ですよね。日
頃のうっぷんをフィクションの世界で解消している。ス
ライム以外は、転生前は負け組のケースが多く、視聴者
が夢を託し易い構造です。そこが嫌い。

50才を過ぎると負け組の一発逆転なんて、宝くじで億
単位の当選する事位しか無い事が、骨身に染みています
から。

2021/12/17  13:38

投稿者:鍛冶屋。
やぁやぁ 人力さん。

>『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを…』
>評価すべき点は、「リットがカワイイ、リットがカワイイ、
>リットがカワイイ・・・」以上!!
さすが分かってらっしゃる!。
この物語は、リットをいかに愛でるかのお話です。
ただ…アニメのリット(キャラ絵)はイマイチ感が…。原作ラノベ(なろう)のリットは3割り増し、コミック版のリットは5割増しで可愛いですよ。

>『無職転生』…エリスが消えたとなると・・・何を
>楽しみに観れば良いのか
だいぜうぶ! 次クールのシルフィも、健気でとってもカワユイですから。またその次の、ちょっと痛い娘ロキシーだって、まだ(四十路ですが...)十分カワイイ カワイイ。

2021/12/17  13:22

投稿者:楽譜
なるほど、ヴァイオレット…は、恐らく映画の尺に縮めた事による弊害なのですね。映画のクライマックスが手紙のエピソードで、確かに涙腺も崩壊しましたが無感情の主人公がいきなり涙ボロボロは無理あるだろと思う自分もいました。毎週、少しずつ感情移入する事が大事だった様です。

人力様が転生モノを取り上げるのは珍しいですね。でもスライムや蜘蛛やスローライフは確かに構成がしっかりしてます。駆除人の原作もそうですね。
駆除人は、転生した時は普通の人。現代の知識を活用したら活躍します。蜘蛛は頭脳戦でしょうか。スローライフとスライムは設定がチートなんですが、その後は現代からの転生とは関係なくエピソードが進みます。
転生モノは無双する事がベースなので、コンセプトはドラえもんに近い。だから安心して見ることが出来る。これが流行るのは、這い上がれないリアル社会のせいかも知れませんが…。

※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ