つ、ついに禁を破り、アルコールに手を…、というのは真っ赤なウソで。禁を破ったのは、韓流TVドラマ。観始めたらキリがないと思って、ずっと自主規制してきたのだけど、とうとう手を出してしまった。
だって、鬱っぽかったんだもん。そういうときには、韓流の、愚にもつかない、ただただ笑っていられる、クダらないラブ・コメディを観て元気を出そうと思ったんだもん。毎日落ち込んでばかりいるわけにもいかねーじゃねーか! 自分で自分を何とかしなきゃ!
今回選んだのは『
コーヒープリンス1号店』(韓国MBCテレビ 2007年)。どう考えても、もうすぐ40に手の届くオジサンの観るドラマではない。子供騙しのラブコメディ。…、そういうのを観たかったんだよっっ!!
何ヶ月も前からレンタル屋の韓流コーナーにこのドラマのDVDがたくさん並んでいるのには気づいていたが、正直全く興味がなかった。ところが、最近、他の映画のDVDに収録されていた予告編を観て記憶に残っていた。主人公の女のコが(とても)可愛かったのだ。
(念のために記しておくが、このハートは僕の感情を投影したものではない。)
隠さないが、僕はショートカットでボーイッシュな女のコにすこぶる弱い。若い頃の内田有紀、輝いていた頃の広末涼子、『がんばっていきまっしょい』(磯村一路 監督 1998年)時代の田中麗奈、最近だったら掘北真希、香港勢ならアニタ・ユン、どこへ行ったんだ永井真理子、リンドバーグの渡瀬マキ、忘れちゃいけない東京少年笹野みちる…。ショートカットでボーイッシュであるにも関わらず別に好きじゃなかったのって、若い頃の小泉今日子くらいじゃない?
た、たまらなく可愛いな…。遠藤久美子に似た感じが、またたまらないな。エンクミどこへ行ったんだろうな。シーンによっては、映画『
ロボコン』(古厩智之 監督 2003年)の頃の長澤まさみと(瞳が)似ているようにも思う。
彼女の名前は、ユン・ウネ(
윤은혜 こういうスペルだと、続けて読むと「ユヌネ」になるのかな…?)。日本でも人気の『
宮―Love in Palace―』(韓国MBCテレビ 2006年)のヒロインを演じていた人。僕は観ていないので、本作で初めて知った。撮影時22歳くらい(日本の数え方で)だと思うが、もう少し幼く見える。
劇中チラリと見えた太ももが意外とホッソリしていてビックリしたのだけど、身長が168cmもある人だった(案外デカいところも遠藤久美子に似ているな、と思ったのだけど、調べてみたらエンクミは165cmだった)。
第1話のベストショットは、ゴミ捨て場に捨てられていた包装材を見つけ「あ! プチプチ発見!」と喜んでいるところ。「プチプチ」を韓国語で何と言っているのかよくわからないが「プkプk」みたいに言っていて、「オ! プップギダ!」みたいにハシャいでいる。本当に…、たまらなく可愛いな。困ったな。
今日の一言韓国語は、「
사과해(サグヮ(錯過)ヘ)」=「謝れ」。他にも「
밥 먹어(ご飯食べな)」を教科書通りに明らかに[
밤 머거]と発音しているとか(と言うか、教科書が実際通りなのだけど)、住所の「
오백삼호(503号)」を「
오백사호(504号)」と聞き違いしているシーンがあったり(「やっぱり韓国人でも間違えやすいポイントなんだ!」と)勉強になりました。
※ ここに載せた5枚の画像を改めて見比べると、ベストショットは4枚目のプチプチ写真ではなく、むしろ2枚目の何気ない横顔写真(内職の針仕事中)の方かもしれない、とも思う。

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