「
朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 札幌 全講座ご案内(2009年10月期)」なるパンフレットをパラパラ眺めていて、サイエンス系の講座の余りの少なさに驚いた。
開講講座数の内訳を見てみると…、
・学びながら旅を楽しむ 18講座
・知の世界を探求する 62講座
・美しい日本語を磨く 19講座
・世界の言葉を学ぶ 26講座
・心静かに筆を持つ 15講座
・キャンバスにいまを描く 42講座
・基礎からパソコンを始める 9講座
・音楽のある空間を楽しむ 30講座
・趣味で暮らしを豊かにする 28講座
・アートの世界の技を極める 34講座
・心と体をリフレッシュする 31講座
サイエンス系の講座があるとすれば、「知の世界を探求する」のカテゴリー、その中の「時事・科学・自然・健康」サブカテゴリー(7講座)だろう、と思っていたのだけど…、「サイエンス」と呼べそうだったのは「健康に役立つ免疫の話」のみ。え…、1つだけ?
他の(サブ)カテゴリーの中も探してみたのだが、「サイエンス」をもう少し大きく「科学・技術」という風に捉えたとしても、「航空機とロケットの歴史」(「日本の歴史」サブカテゴリー(8講座))、あと「コミュニケーションの心理学」と「カウンセリングの話」(どちらも「こころ・文化・美学・心理」サブカテゴリー(16講座))くらい…。最後の2つは「科学・技術」に含めていいものかどうか正直微妙なところ(別に「心理学なんて科学じゃない!」と言いたいわけではありません(笑))。
こんなに講座があるのに、科学・技術関連がこれしかないとは…。「エコ」とか「遺伝子組換え」「地球温暖化」「電磁波」あたりはそれなりにありふれているのだろうと思っていたのだけど…。
「科学・技術コミュニケーションの必要性」とか言われても全然ピンときていなかったのだけど、確かにこれは必要かもな…。

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