昨夜はここからが本番だった! 半田吸取線を用いて、ストラトの配線変更!
今回の趣旨は以下の通り。
・通常の「フロントトーン」→「フロント・センター共通トーン」とする。
・通常の「センタートーン」→「リアトーン」とする。
そのためには、下の写真の、赤丸で囲まれた端子に繋がっているリード線を外して水色の端子に繋ぎ替え(「センタートーン」→「リアトーン」となる)、赤丸の端子と黄丸の端子を別の配線材で繋ぐ(「フロントトーン」→「フロント・センター共通トーン」となる)必要があります。
「赤丸のリード線を外す」という作業は
2か月前に1回チャレンジしているんですよね。ところが、半田ゴテを当ててみる程度では、半田は全然融けなかった(正直、当てただけで融けるのだろうと思っていた)。それで「半田吸取線」が必要だ、ということになって…、なるべく安く手に入れようとして…、買うだけで2か月かかった(笑)。
で、夜11時半くらいに作業を始めて…、正直いくら不器用な僕でも30分くらいで出来るだろうと思っていたんですよ。それが…、「超不器用」の本領を発揮、2時間かかった(涙)。
「半田吸取線」に関しては、「驚くホド綺麗に(簡単に)半田が吸い取られていく」と聞いていたんだけど…、こいつのコツを掴むのに30分〜1時間くらいかかったか。「半田吸取線」のハズなのに、とけかけた半田の山にくっ付いちゃうんですよ。「ミイラ取りがミイラになった」みたいに(笑)。
本当は2.5mm幅の吸取線が欲しかったんですよね。ところが、買いに行ったお店には2.5mm幅のものはなく、2.0mm幅と3.0mm幅のものしかなかった。3.0mmじゃ太過ぎるかな?と思って、今回は2.0mmのものを買って来たけど、3.0mmの方が良かったかも…。今回はやらないけど、いずれポッド裏からリード線を外したり、コンデンサを外したり、ってこともするだろうし…(この「ポット裏」に半田付けされている半田の山がもの凄く大きいのだ(笑))。
また、老眼が進んでいて…、見えないんですよ、細かい部分が。遠近両用眼鏡をかけても外しても見えない(笑)。
今回は本当におばあちゃん(おじいちゃん?)の「シマミルーペ」が大活躍しましたね。これがなかったら、作業を終えられなかっただろうな。ホント、新しいの買おうかな。
結局1時間半くらいかかったけど…、赤丸端子の半田を吸い取って、半田付けされていたリード線を外すことに成功。
もっとも、途中で「これは埒明かん」と判断して、リード線は半田付けされていた箇所でニッパーで切断してしまいました。で、端子の半田を吸い取って、端子の穴に絡げてあった線材をラジオペンチで取り除きました。このギター、30年前にアメリカの工場で作られたもので…、誰かがこうやって半田付けしたんだなぁ、なんて想いを馳せながら…。
水色端子の根元に半田が残っているのはご愛嬌。もうこっちの半田を吸い取る気力は残っていなかった(笑)。
半田付け作業もいまだに「予備半田」ってのが苦手なんだけど…、まぁ何とか終了。
夜11時半から始めて、12時頃には終わるだろう、なんて思っていたら、もう1時半回ってたよ…。
遅くなってしまったので、本格的な試奏は出来ず、音が出ることだけを確認。小さい音だったけど、僕はやっぱりリアPUもトーンポットに繋いだ方が好みかな〜。

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