はじめて買ったレコード・・・なんだったっけかなあ?
幼少の頃、妖怪人間ベムのシングル盤をおねだりして買ってもらったことは覚えているが、すでに忘れた。
音楽が楽しいなあと思う前は、お小遣いは主に漫画とプラモデルだった。
だが、あのバンドが僕の人生を変えてしまった。
それ以降はお小遣いは全てレコード。
はじめて買ったLPレコードはビートルズの「ヘイ・ジュード」だった。
歌詞カードの英語を追って綴りを覚えていった小学6年生の僕。
一枚しかないレコードを毎日聴いていたあの頃が一番楽しかったかな?
今では「いいね!」って認識してもリピートしなくなっちゃったもんね。
で、初めて買った輸入盤はいとしのレイラだった。
2枚組みなのに1690円とかだったから。
シュリンクを破るとすっぱいいい匂いが広がった。
で、大学生になって初めて買ったレコードはなんだったかなあ・・・
写真のココナッツ?
ポリスのシンクロニシティー?
ビリー・ジョエルのイノセント・マン?
やっぱり覚えていないなあ・・・
ココナッツ。買ったはいいけど5〜6回かけるとすぐ飽きた記憶があって、今日の入荷の中に混ざっていたのでかけてみた。
「いいかもしんない」
って思ったけど、やっぱりまた数回かければ飽きていくのかな?
けど褒めなければならんところは実力派であることと、アルバムとしても彼女達をエロかわいく演出していることに成功しているところだろうね。
かけてみて、「お!」っと気がついたこともあった。
それは僕にとって非常に重要。
以前、リマスターのアビー・ロードのCDの音について「ポールのベースが重過ぎる。CDで表現出来ても、針には無理」と書いたのですが、このココナッツの作品。1983年の時点では同じくらいの深くて思いベースの音が表現出来てますわ。
いや。びっくりしました。
どうしてCDの時代になっちゃったのかなあ・・・
日本の世界一のプレス機は全部韓国に売っちゃったんだよなあ。
いやあ。中古レコードに囲まれていると、いちいち懐かしいなあ・・・なんて過去を振り返ることなんかないのに、こんな安レコで思いっきり振り返っちゃったなあ・・・人それぞれに誰にも知られていない思い出がレコードにはあるってことだよ。
音楽って本当にいいもんですね。

6