子供の頃、小樽に住んでいました。
何件も映画館があって、どこの劇場にも思い出があります。
花園通りの東宝スカラ座。多分もうないんだろうな・・・
そこの切符切りのおばあちゃんは
「百恵ちゃん好きでしょ」と言ってポスターをくれました。
庶民的でしょ。
007の映画が大好きになった小学生の真ん中頃、最初に見た映画が「死ぬのは奴らだ」でした。ポール・マッカートニーは知らず、セリフもわからない部分もいっぱいあったんだろうな。
「あのクルマを追っかけてくれ」
「KKKでもどこへでも行くぜ」
本来なら笑うとこですね。
それでも映画館は夢を与え続けてくれる娯楽の王様でした。
小樽、電気館には本当に楽しませてもらいました。
おっと、買い取りの007のシングルに映画の半券が!
しかも保存状態が良い。
裏には税務署の印鑑が。
ジェームス・ボンドは何代変わってもショーン・コネリーは生き続けるんだろうな。けど、人って面白い。記念に取っておいても何時か忘れている人がいっぱいいることを僕はもう何年も見てきた。
これからもいっぱい出てくれば嬉しいな。

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