今日は、ルネがグランプリを受賞した日だから 『ルネ記念日』(「サラダ記念日」風☆)
今から33年前の1974年6月30日は、ルネが、第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した記念すべき日です。この音楽祭での受賞がきっかけで、ルネ・シマールの名が全世界に知れ渡ることとなりました。そしてルネは、「仏系カナダのアイドル」から「世界のルネ・シマール」になっていったのです。
今日は、日本のルネ・ファンにとっても、ルネが日本でのデビューを飾り、日本においてルネ・ブームを巻き起こすこととなった思い出深い日なのです。第3回東京音楽祭世界大会での「ミドリ色の屋根」の熱唱で、ルネは日本人の心をとらえ、聴いた者を虜にしてしまいました。
しかし、残念なことに、私はその瞬間に立ち合うことが出来ませんでした。33年前の今日、私は第3回東京音楽祭世界大会の最終決勝を見ていませんでした。当時、あまり歌番組を見ない家庭だったため、音楽祭の存在を知らなかったこともありますが、何故見ていなかったのかを今まで考えたことがありませんでした。この記事を考えていた時、やっと気付いたのです。そう、6月30日は近所の神社の『茅の輪くぐり』の日だったのです。
私の実家のある町で、『輪くぐり』を初めとするこの神社のお祭りは、現在でも町民の楽しみの一つです。私もその日は夕方から友だちと出かけていたのでした。昔のことですから、お祭りといっても子どもは夜の9時には家に帰ります。しかし、音楽祭はその時間に行われていたので、TV放映したことすら知らなかったのです。私のルネ・ファン人生においての最大の不覚でした。リアルタイムで東京音楽祭を見ていたら・・・・きっと、私のルネ・ファン人生は、今とは違ったものになっていたかも知れません。
現在、インターネットの普及により、ルネについて、過去のことも現在の活動のことも調べることが出来ます。東京音楽祭でルネのファンになった方たちが、ルネを懐かしく思い、ネット検索で当ブログにいらっしゃることが増えました。また、カナダのファン・サイトの方もアクセスしてくださったり、当ブログをリンクしてくださるようになりました。さらに、
「The Melody Maker〜村井邦彦の世界〜」の発売によって、
ルネの素晴らしさが再認識され、ルネ・ブームが再燃することを願っています。
※当時の様子を知ることの出来る資料を過去ログで紹介していますのでお読みください。
「完全スケジュール同行記A」(@からDまであります)
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/58.html
「第3回東京音楽祭世界大会」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/20.html
「東京音楽祭世界大会に寄せて」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/21.html
余談ですが、今週末は村井Boxをゆっくり楽しみたいと思います。そして今夜は、息子を連れて家族で「輪くぐり」に出かけます(笑)。

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