車の整備は万端!早速、仮設住まいの友人のいる宮古へ走りました。・・・・・・・ところが盛岡の手前、高速を降りるあたりでなんだかおかしい、上り坂になると急に失速、黒い煙?
はては??・・・・・??!!!なーんだガス欠。お粗末な話・・・・予備タンクから給油して再スタート。ヘマもやるが、さすが!と自分をほめたい。
しかしおかしい、盛岡で高速を降りて宮古へ向かうのですが登りになると失速しそう、相変わらず黒い煙「??はては、あのセンサーをつないだのがいけなかったかな?」と車屋さんに電話して聞いてみると、やはりそのセンサーははずしたほうがいいらしい。
もともと排気ガスをきれいにするためのセンサーなのだが、逆に働いてガソリンを濃くするように誤動作していたようです。
以後車は順調に走ってくれました。
さて、宮古の彼は仮設住まい、仮設は一見きれいでマンションの一室を思わせるような印象でした。
そして翌日、流された自宅跡へ、今まで写真やグーグルの画像で見ていたので「なるほどフムフム」という感じでした。
近いうちに残った基礎を取り除いて仕事場を正式に建てる予定とのことです。
そして行政の方針は高台移転は各自で選択、元の場所につくるもよし、ということになり、海岸端に10mの堤防を築くことに決まったそうです。
その後、津波対策万全と全国から見学に来るような高い堤防を築いていたにもかかわらず、やられた田老、さらに南下して大槌町、釜石、大船渡、陸前高田と走りました。
大槌町の役場にはたくさんの花が手向けられていました。
ほとんど片づけられていますが大きなビルの一階部分はベニヤ板が貼られたままです、また4階までガラスが無くなっているマンションもあります。一軒屋が横倒しになったままのところもありました。
奇跡の一本松も遠くからでしたが、今回の震災で亡くなられた方に殉死するかのように枯れて倒れるのを待っている風でした。
その後、平泉観光となるわけですが最後に女川でボランティアの方と落ち合い、私が支援したかった仕事がドーンと目の前に突き付けられた感じです。
魚の仲買をやっている若者が魚の加工工場を早く作って再開させないと漁業者がいなくなってしまう、ということで動いています。
小積浜というところに民宿をやっていた家があり、これを借りて再生して加工工場にしようという話です、骨組みはしっかりしており、内装だけやり直せば十分使える感じです。
今後どのように展開していくか自分でも未知です。
ボランティアの概要は
http://resetosika.jimdo.com/


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