$ 去る4月2日〜4日、某旅行者のツアーで湯布院・壱岐他へ行ったときの備忘録。
$ 後日執筆していますが、日付は4月4日にしています。
当初1人で参加するつもりが、なぜか父の定年記念を兼ねた旅行に(汗)。「船上の人となり、船内レストランの食事に舌鼓を打つ」父が書き出しはこうしろというのですが、この調子で3日分の内容を書き続けるのは恥ずかしいので(苦笑)要点のみどうぞ。
まず、これは明石海峡大橋。今回の旅行は大阪南港から出る「名門○○フェリー」からのスタート。ちょうど橋が七色にライトアップされる9時ごろ、船が下を通過するというので、それに合わせて甲板に出てチャンスを狙います。・・・が、この1枚を撮るだけのためにどれだけ待ったことか。父の助言どおり、手すりにカメラを押しつけて何回かシャッターを押したうち1番良かったものを載せていますが、コンパクトデジカメではこれが限界か。このあとも、花冷えの寒さの残る中、父と2人の写真なども撮っていたので、船室に戻ったときはすっかり体も冷え切っていました。ここで風邪をひかなくてよかったです。
翌朝。ちょっと幻想的な風景が撮れたので、PCのデスクトップの背景にしました。ちなみに遠くに見える船は、大阪の別の港からやってくる別のフェリーです。
さて、気を取り直して、船を降りると今度は「けたたましい声の添乗員さんに出迎えられて車上の人となり」(←だから恥ずかしいんだって!)、一路湯布院へ。この近くで最も高い山、由布岳を撮ったこの写真だけ見ると、ひなびた温泉街のように見えるでしょうが、来たのは昼間。温泉地に昼間来てどうするんだと思ったのですが、来てみるとまあこれが「湯布院ソフト」だの「猫の館」だの、頭に湯布院とつけるか、さもなくば芸能人に来てもらえば何でも名物に出来そうな、ちょうど、昨年行った
*** 軽井沢か清里のミニバージョンみたいな
何とも節操のない町となっていたのでした。「山下清原画展」などちょっと変わったスポットもあり、個人的にはまあまあ楽しめたのですが・・・。
$ 参考:08年9月に清里・八ヶ岳・軽井沢に行ったときの日記
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/850.html
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/851.html
そしてこの日のメイン、九重”夢”大吊橋。地元の活性化のためにと歩行者用吊橋としては日本一の規模を誇るものを作ったそうで、出来た当初はニュース等でもとりあげられ大賑わいだったそうです。地元自治体がこの橋を作るのに借りたお金も、たった1年ちょっとで返済してしまったらしい・・・。ちなみに、渡った先には展望レストランと売店が少しあるだけ。渡ること自体が目的で、行ったら同じ道を帰ってこなくてはなりません(笑)
このあと、菜の花畑に行くと言っていたのに、行ってみたら菜の花は刈り取られてしまっていて、代わりに道の駅に展示されていたチューリップがなかなかきれいだったり(汗)、楽しみにしていた「透き通るイカの刺身」の夕食だったものの豪華なのはイカだけで他には正直あまり食べるものがなく少し当てが外れたりと、珍道中の末、壱岐に近い港、唐津にあるホテルに着き、ここで1泊。広い部屋でゆっくりできました。
【余談】
こういった、旅行の細かい内容に関する意見・要望などはどうしても添乗員さんに向きがちなのですが、添乗員さんが「お客さんにこんなこと言われた」と言っても会社はあまり動かないんだそうですね。私の場合はついでにブログにも書いておくことにしますが、・・・さあ、どうなるでしょうね?
一夜明けて、今日は小雨のパラつく天気。まあ昨日でなくて良かったのですが、朝の散歩がてら探した唐津城もはっきりとは見えず残念。そしてまた車上の人となり唐津港へ。船上の人となり(←もういいや)、少し長い時間船にゆられて壱岐港へ。ここからは、今日の昼食までお世話になる島の「うに工場」からやってきたガイドさんと、短時間ですが島の観光を楽しみました。建築中の遺跡博物館、豪族の墓「鬼の岩屋」などを見たあと、ある有名なスポットへと向かいました。
そう「猿岩」です。このような「猿とチュー?」という非常にイケテナイ写真も撮れるのですが、参考までに発案は私でなく父。職場の同僚ネットワークに加え、最近になって「ヤホー検索」も使いこなすようになってしまい、断片的にいやなことを知っている人物になってしまいましたが(苦笑)、まあそういう細かいことも、観光を終えての食事でふっとびました。
工場のうにがたっぷり入ったうに丼に、あわび・さざえの焼物、壱岐牛のしゃぶしゃぶと大満足の昼食(ちなみに写真の時点では、アワビがまだ焼かれながら踊っていましたが、動画も撮っておいた方が良かったですかね??)。本当に、いっぺんに食べるのはもったいなくて1〜2品は前日の夕食の方に回したかったほどですが(笑)、とにかく満腹になって港へと戻り、再び船上の人(以下略)
【余談】
さて、今回の添乗員さんですが、ただけたたましいだけでなく、仕事にバリバリ打ち込んでいらっしゃるんですね。今回、ツアー客の集合もバスの運行も非常にうまくいったそうで、「このツアー始まって以来、壱岐での昼食・おみやげの時間が60分とれました!」と大変喜んでいました。壱岐の観光スポットがスッスッと流れたのは、もしかしたら半分は小雨のおかげではなかったかなとも思いますが(もし晴れていて、ガイドさんが猿岩のところで皆に「猿チュー」をやろうと勧めていたら、おそらくもっと時間がかかったでしょう)、そういうことを目の前で言われたのは初めてでした。
最後はオマケみたいなものでしたが太宰府天満宮。そろそろ半分現実に戻って、今年の受験生の健闘を祈りました。・・・でも名物(?)の「梅が枝餅」はどうでもよかったな。このあと空港へと向かい、空港のレストランで中華料理に舌鼓を打ち、最後は機上の人(しつこい)