例によって、今週はじめに急に誘われてしまったのですが(汗)、ある出版社の「数学参考書意見聴取会」なる会議に今年も参加してきました。実はこの「会議」には、07年度(一昨年度)から3年ほど連続して参加させていただいています。
$ 参考:昨年度までの同様の会議に参加させていただいた際の日記です
$「楽しみにしていた仕事!」
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/898.html
$「エキサイティングだった1日!」
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/681.html
一昨年度は違う場所だったのですが、今回の場所は昨年度と同じ新大阪駅近くのとあるビルで、お伺いすると、見覚えのあるエレベーターに乗せられ、見覚えのある会議室に案内され、見覚えのある○○も出てきました。メンバーも、微妙に前回までと似通っていたりします。
・・・これは「デジャブ」ってやつでしょうか。デジャブどころか、まるで過去の世界にタイムスリップしたようです。一方では「昨年よりも良いことが言えるだろうか」という気持ちになりながら、他方では何だかとても落ち着いた気分で、始まりを待ちました。本題に入る前に話題になったのは、今年ならではというか、やはり新型インフルエンザの影響。どこの学校も学年・学級閉鎖、行事中止など、対応に追われていました。うちは文化祭がきちっと出来ただけ良かったと思います。
今回話し合われたのは、新しいセンター対策向け教材について。学校の授業で使うことを念頭に置いた、参考書と問題集をコラボさせた意欲作ということで、今回は収録問題の作成、監修をされた先生もまじえての会議でした。センター対策本は市販のものをよく見ていますが、基本事項の確認に重点を置くのか、それともセンター試験かそれに近い誘導パターンの問題に触れ、演習できることが大事なのか、生徒さんの学習段階と意識しだいのところもあり、やはりレベルの高い学校の先生は高いところを見ておっしゃっているなと思いました。
また、その場にいらっしゃった先生方の多くが、他社ですが1回30分のテストゼミ形式の問題集を話題にしてらっしゃって、その会社の教材の影響の大きさも改めて感じさせられたのでした。
さて、会議も終了。デジャブついでに新大阪駅前の鳥料理屋に寄って、ひそかな好物
***「まぜたらうまい」
・・・という、蒸し鶏に生卵の黄身と山芋やら梅肉やらネギやらをまぜて食べる冷菜があるのですが、それをつついてひと息。今日は6時間連続で授業があり、そのあと、この2時間程度の会議だったわけですが、不思議と疲労感はほとんどなく、いい気持ちになって帰宅しました。