1月も下旬。センター試験も終わり、最後の追い込み、国公立大入試・私大一般入試の時期に入ってきました。
これからは、いかに気持ちを切り替え、とにかく出来ることを見つけて貪欲にやっていくことが皆さんの出来るすべてです。受験勉強もあと少し。最後まで気持ちを高く持ち続けましょう。
さて、これから皆さんは受験校を決め、過去問演習など最後の追い込みに入っていくわけですが、今まで学習に関する様々な悩みを持っていた皆さんも、ご自身がどのように困難を乗り越えてきたか、また信頼のおける指導者がどのような言葉をかけてくれたか、ここで一度よく思い出してください。
何か自分の知らない「うまい」解決法があるのではと思い、それを探してしまうと、ただでさえ短い時間が学習以外に費やされてしまい、今までの努力がムダになってしまいます。英語や理科社会の選択問題では意味の分からない言葉を安易に選んでしまうと良くないことは分かっていても、自分自身のことになると、そのあたりが見えなくなる人が実は多いのです。理由はいろいろあるでしょうが、結局は自分を信じること、自分を愛することができない、今まで努力して来なかった自分に対して「後ろめたさ」があるからそうなるのではないでしょうか。
今こそ少しだけ落ち着いて、周りを見渡して欲しいのです。
そうすると、無闇に新しい本を買ったりしなくても、例えば昨年の秋ごろから取り組んできたものの復習をしっかりやってみようとか、あえて教科書を読み直してみたらとか、自分に合っていて効果が期待でき、かつ負担にならない方法が、いくらでも自分の近くに転がっていると思います。
今まで順調に来た人も、不本意だったという人も、とにかく皆さんはここまでやってきたのですから、最終的な目標への道も、今まで続けて来たことの延長上にあります。
・・・どうか、最後まで頑張ってください!
