かねてからやろうと思っていた
トランポ(グランドハイエース特装車)のプラグ交換。
一般の乗用車だと楽勝の作業ですが、
この車はエンジンが車室の下に潜り込んでいて
ディーラーではエンジンを降ろして交換すると聞きました。
※本当かどうかはわかりません
標準的にはそうしないとできない作業かもしれませんが、
ネットで検索すると超難関ながら、
エンジンを降ろさずに交換に成功している人がいたので
いつか挑戦しようと思っていました。
こんな工具も新調していざチャレンジ!
ネットではエアクリーナー類を全て外してましたが、
構造を見るとダクトだけ外せば良さそうだったので
まずはちゃちゃっと外します。

ダクトにはパイプが2本接続されてましたが、
太さが違うので間違いようなし。
ダクトが外れるとV6エンジンの右バンクヘッドが見えます。

ディストリビューターのないダイレクトイグニッション。
右バンクはコードなしのダイレクトですが、
左バンクにはここから3本のハイテンションコードで
それぞれ相棒のプラグに電流を供給します。
一番奥のプラグを抜くのがけっこう大変そう・・・
DOHCなのでプラグキャップもかなり長いので。
問題の左バンク。

まるで見えません



でも、一番の難関からプラグを外そうと思います。
とりあえずインテークマニホールドとエンジンをつなぐ
補強と思われるバーを外しちゃいます。
これで何とか一番奥のプラグキャップを外せました。
プラグレンチ単品をまず入れてから、
各種アダプターで回せるか試してみます。

新兵器も試しつつ、手探りで試行錯誤を繰り返しました。
何とか一番奥のプラグを外すことに成功!

すごい色・・・

既に2時間経過です。
新しいプラグはイリジウムにしました。
白金2極タイプが標準なんですが、
電極の細いイリジウムなのでこれでよしとします。
ついでにハイテンションコードも青い新品に。
左バンク一番奥に対する右バンクの相棒は真ん中。

こちらは楽勝です。
最大の難関の1セットが完了し、お次へ。
次は左バンクの真ん中。

一番奥が終わったらあとは
淡々と作業を進められるかと思いきや、
真ん中の上のスペースが一番奥以上に狭くて
プラグを抜くのが大変でした。
左バンク真ん中に対する右バンクの相棒は一番手前。
ここは一番作業がしやすかったので楽勝!
左バンク一番手前は楽勝ですが、
その相棒の右バンクは一番奥。

予想通り上部スペースが少なくて知恵の輪状態でしたが
なんとかダイレクトイグニッションユニットを外せました。
入れる方はまだマシですね。

無事、全てのプラグを交換することができました。
振動でハイテンションコードが擦れないか心配な個所は
あとでコルゲートチューブを被せておきます。
ドキドキもののエンジン始動!

無事、エンジンがかかり異音もないようです。
今回外したプラグを見ると何故か2種類。

これは交換を試みたものの
右バンクしか交換できなかったということなのか、
それとも何らかの理由で最初から2種類なのか。
※一度も交換していない車でも2種類だった
という話があり、最初から2種類が正解かも
ということでエンジンを降ろさなくても
グラハイのプラグ交換は可能ですが、
かかった時間は6時間でした。
自分もプロではありませんが一般ユーザーには厳しいと思います。
多分、次回はもう少し早くできるとは思いますが、
数年後なので忘れてしまっているかもね。
ブログの記事に残すのは自分のためにも重要ですね。
ちなみに今回右手は擦り傷だらけ

素手で作業してたわけじゃないのにね

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