野良からの季節のたより
「風立ちぬ(9月1日)」
8月31日は台風11号が、「三陸」の「はるか沖」を通過していきました。
盛岡の周辺では、「木の枝」がそよぐ程度の風だったのですが、
心配していた「稲」と「切り花用」の「ヒマワリ」が「倒伏」してしまいました。
あらかたですが、この二つのことは、「予想」していたことでした。
「危ない」と思っていたのですが・・・・
「稲」の倒伏、それと数千本の「ヒマワリ」が「倒伏」している姿を見ますと、さすがに「気が滅入る」ものです。
「自然との対峙の仕方」が甘い・・・「自分」に気が付くからです。
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さて、「稲」の「倒伏」ですが、
「水管理の失敗」が上げられそうです。
「稲」の発育の途中で、「根」の発育を促進させるために「田んぼ」の「水」を抜き、「カラカラ」にします。
どうやら、この時の「水の切り方」が「不十分」だったようです。
「稲」の性質として、「水を干す」ことによって「根」の発育を促進するとともに、「茎や葉」の「徒長」を防ぎ、「茎の強化」を図っているように思えます。
次いで「施肥」のまずさ・・
「田んぼ」の表面に「肥料」が「ムラ」に撒かれたようです。
「肥料」の多かった場所の「稲」が、どうやら、「徒長気味」になったようです。
そんな訳ですから、
「風が吹かないように」
と祈っていた矢先のことでした。
「稲」のことを「もっと」知らなければ・・。
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次いで「ヒマワリ」ですが、これも「人災」です。
「倒伏」したら「価値」なしですから、「倒伏防止」の「ネット」を張っていたのですが、「支柱」の強度が不足していました。
前の日も「支柱」の「チェック」はしたつもり・・しかし、植えている「ヒマワリ」が「数千本」、しかも、鑑賞性をだすため「徒長気味」に栽培しています。
とりあえず「ヒマワリ」を「建て直し」し、
「地面」に「ピトン」を打ち込み「ネット」を固定したのですが・・・。
「商品価値」は、いまのところ「不明」です。

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