野良からの季節のたより
「先進国の農の理念(2月22日)」
昨夜のこと、「オリンピック」に沸く番組を尻目に、「NHK」の教育テレビにチャンネルを合わせた。
「画面」には、大都会を歩く、群集の姿が映し出された。
良くある「テレビ画面」の手法の1つのようです。
その「歩く群衆」に向けて「アナウンサー」は「マイク」を向けた、
質問の内容は、
「EU補助金をどう思いますか?」
というもの。
これに対する(群集)の答えが・・・
「食料の生産のために使うのだから・・支払って当然よ」
と言った回答が返ってくる。
「画面」に映し出された「光景」は・・・
どうやら「フランス」の「パリ」の「街角」のようでした。
そして、「質問の内容」ですが・・・
「フランス」などの「先進国」で行われている
「農業者」に支払っている『助成金(EU補助金)』に対する意見を「民衆」に聞いていたのです。
・・・・・・・
「ヨーロッパ圏」の先進国においては、
「国の政策」として、
「農家」に対し「食料の安定生産」のための「助成金」を支払っているのです。
そして、これによって「ほぼ100%」の高い「食料の自給率」を維持しているのです。
・・・・・・・・
ここでアナウンサーがポツリと一言、
「この質問を日本で行ったらどうでしょう・・・
「フランス国民」のように「農業を支援」する言葉が出てくるでしょうか・・」
というものでした。
なお、「アナゥンウンサー」は、こんな言葉を付け加えていました。
「この『フランス』の街角での収録は,『マッタク操作なし』のものなのです・・」
との「コメント」を付け加えていました。
・・・・・・・
さて、「日本」でも「農家に対する所得補償」が始まるとか・・
そのうえ、「食料自給率」も「50%」を目指すようです。
よその「先進国」のように「旨く」いくのか・・
更に、「フランス」のように「国民」の理解は・・・・
「オリンピック」の合間の・・
しかも「断片的」な「アナログテレビ」の「画面」でした。

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