カッコウの「怪」
ある知人から、
「最近怪奇シリーズに凝っているのか」
と「電話」を頂いた。
何のことはない、
「書き込み」の内容が「何々の怪」と続いているからのようです。だけどその「怪」の中身は「怪奇」とは無縁・・・
「不可思議だ」と言った程度の「奇怪さ」なのです。
なにしろ「街」では「1本198円」で売られていた「ビプレ」の花・・
この「花」を・・・出荷したところ、
何故か「1本2円」の「値段」だった
と言った「類い」の「怪奇」ですから・・・。
ところで、その友人、少し間を置いて
「今年のニンにクの出来はどうだ・・収穫したか・・」
「ニンニクなら出来がいいよ・・」
「そうか、美味い『カツオのタタキ』が食えるな・・
ニンニクを貰いに行くから・・」
どうやら目的は「ニンニク」にあったようです。
・・・・・・
さて、本日の「怪」は「
カッコウ」の啼き声・・・
野良で仕事をしていますと、どこからともなく聞こえてくるのが
「カッコウ カッコウ カッコウ」
の長閑かな響き・・・。
この響きが「野良」から失われてしまったのです。
それに代って響いているのが「街のスピーカー」。
「赤信号」で止まった瞬間、
「カッコウ カッコウ」
と来る。
野良から消えた「カッコウ」は・・どこに言ったのか・・・
昔から親しんでいた「カッコウ」ですから、
失われた「カッコウ」も、
やっぱり「不可思議」なのです。

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