野良からの季節のたより
「切れる若者(10月13日)」
周りの田んぼは全て「稲刈り」が終わっています。
最後まで残ったのが、「飯米用」の「ヒトメボレ」。
これも「11日」には刈り取りが終わりました。
稲を刈ったあとには「草紅葉」やら「草黄葉」が現れ、「 田園の風景」が、「一気」に秋の「真っ只中」の景色に変わってしまいました。
自然の舞台装置の転換です。
間もなく、このうえを「渡り鳥」が北からやって来ます。
そう言えば、柿の実も「僅かに朱の色」が着き始めています。
農作業の方ですが、
「稲刈り」の終わりとともに、「ニンニク」の植え付けの準備やら「シャクヤク」の「施肥とマルチ」が待っています。
とりあえず「ニンニク」の球根「20キロ」、「ニンニク専用」の肥料など購入する、「5万円」ほどの出費となります。
上手く「元」を取れますように・・・。
それと、「チーばッちゃん」の守備範囲である「食用菊」も、「10月咲き」が次々と花開いています。
収穫が追いつかない様子です。
「TA−君」の応援で何とか頑張っています。
何よりも、「元気」なことが「うれしいい」ことです。
そのうえ、「雑草防除」の目的で、「夏物の野菜」の跡に肥料もやらずに播いておいた、「小松菜」や「春菊」も「出荷時期」になっています。
「夏野菜」の後を「放置」しますと「雑草」に覆われますが、「葉もの野菜」が「雑草」の発育を抑えてくれます。
余りにも美味しそうな「菜っ葉」なので、「忙しい中」を「出荷」しました。
さて、市場での出来事ですが、年寄りが数人で荷物を降ろしているところに、「若者」が「立派な車」で乗り付けてきました、
「邪魔だ邪魔だ。荷物下ろせねじゃ・・・」。
と「突然」、大声でわめき散らしています。
この手の人間、最近では珍しい存在です。「封建遺制文化財」とかに成りそう。
「荷おろし」の老夫婦も慌てて「避ける」。
通常は「前の人」の終わるのを見ているのが一般、その間にどのようなものが「出荷」されているのか、見て歩くのも「一興」なのですが。
そのような「時間」つぶしも、余裕もない様子です。
「オカミサンに怒られて出荷に来たんだべ・・・だから待てなくて威張っているんだ・・」。
と、老夫婦の分析。
私は、
「シッコでも詰まったてしまったんダべ・・・可愛そうに・・・」。
と分析しました。
「晩秋」は何かと忙しい季節です。

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