いよいよ、2006年5月27日(土)
4月から、一生懸命頑張って準備をした
炊き出し訓練の
始まりです!
今回も、手作りの看板で、みなさんをお出迎えです。
あいにくの天気で、急遽、せっせこスタッフでテントを
設営致しました。
岩国市美川支所からお借りした炊き出しセット。
大きなお鍋を簡単に移動・設置が出来るセットになっています。
最初に、レインボー隊長による非常用炊飯袋(ハイゼックス)の
使い方の説明です。
みなさん、真剣な眼差しで聞かれています。
この袋は、ハイゼックスと言う熱に強く破けにくいポリエチレン製の
袋で、今回は日赤さんが使用しているものを使いました。
非常用炊飯袋に、洗米したお米と定量の水を入れて、
空気を抜いてゴムで口を閉めます。
さきほど紹介した、炊き出しセットに水を入れ、お湯を沸かし
その中に非常用炊飯袋を入れ、30分ほど待ちます。
そこで、この待ち時間に
《炊き出し訓練番外編》
赤十字の方から簡単な救急法と
AED(自動体外式除細動器)について
レクチャーを受けました。
AED(自動体外式除細動器)とは電気ショックが必要な心臓の状態を
判断できる心臓電気ショックの器械です。
心室細動(心臓の動きが不規則になる不整脈)になると心臓がけいれんし、
ポンプとしての役割が果たせず、助かるチャンスは1分経過するごとに
約10%づつ失われ、10分後にはほとんどの人が死に到ります。
この心室細動を正常な状態に戻す為、心臓への電気ショックを与える
AEDが必要になるのです。
最近では、公共建物などにAEDが設置してあるので、見たことが
ある人がいるのではないでしょうか?
まずは
『心肺蘇生法』にて、患者の意識確認及び蘇生を試みます。
パドル(電極)を患者の胸部に直に貼らないといけない為
Tシャツを切り裂きました。
最後に、簡易な毛布担架を作る方法を習い
その簡易担架で実際に患者を搬送しました。
これらのことを知っていると知っていないとでは
災害時、大きな違いが生じてきます。
今回の貴重な体験により、改めて
『まずは出来る事から』と
言うことを、痛感する事が出来ました。
説明して下さいました皆様、本当に有難う御座います。
さて、そろそろ30分経過したって事で
《炊き出し訓練に戻ります》
非常用炊飯袋が浮き上がってきて、ご飯が炊けた事を
お知らせしてくれています。
ご飯には、やっぱり
『カレー』と言う事で
炊きたてのホクホクご飯に、美味しいとろりんカレーをかけて
出来上がり♪
みんなでわきあいあいと、美味しく頂きました♪
舞ちゃんも大満足♪
本当に楽しいひとときを、過ごす事が出来ました。
参加された皆様、関係者の皆様
本当にお疲れ様でした。
(資材を提供していただいた日本赤十字社山口県支部様、
本当にありがとうございました。)
これからも、楽しく時には厳しく
私たちにとって
本当に必要な訓練などを
誰にやらされる訳じゃなく、私たちで考えて
続けて行きたいと思います。
これからも、私たちを温かい目で
見守り続けて下さいな♪

2