2005/3/22

雨の予報が  彼と彼女の風景
出ていたのに、傘を持ってくるのを忘れていた。

4月下旬の火曜日、地下鉄の駅の階段を上ってきた彼女は、かなりひどい降りになっている雨を見て立ちつくした。ここからJRの駅までの100m程の間、屋根が無い所を歩かなければならない。今日は体育の授業が無いので、制服が濡れてしまうと着替えが無い。駅の改札口わきにあったKIOSKに傘は売っていただろうかと思い、今上ってきたばかりの階段を振り返ると、彼と目があった。

上から見下ろした時はそれほど背が高く無いかと思ったが、横まで来ると彼女の頭が彼の学生服の肩までしか無かった。彼は雨と彼女とを2-3度交互に見たあと自分の傘を無言で差し出すと、鞄を頭の上にかかげ、雨の中を駆け出して行った。

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Read More はコメントへの返事です → PinguChocoさん


これを書き終えて会社に向かう車の中、この話と似たような場面が、日本人ならかなりの割合で知っているアニメの中にあったことを思い出し、苦笑いをしてしまいました。
ほら、田舎の小学生の...
私の発想なんてそんなものなのでしょう。:-)
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2005/3/24  10:47

投稿者:PinguChocoさん
あこがれるシーンですねぇ。くらもちふさこの漫画に出てくる男の子なら、さらっとやってくれそうですね。

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