2008/12/29

みんな外れた  道具うんちく

鉱泉でいつものようにアイゼン講習開始。

みんな上から下までウェアもビシッと揃えてパタゴニア。
アイゼンもお揃いのグリベルG12。
(それぞれは違う処から来られた個人のお客様なのですが、皆さんHPを参考にしていただいてるようです)

若い年代の男性は、やっぱり道具にも拘るんですね。


アイゼンは同じ12本爪でも?
例えばフランス製某社は爪の細さからか、雪が硬くないと滑るしアイゼンバンドも細すぎて使いづらい。
国産メーカーはサイズ調整の面倒さや、スノープレートに傷が付くと逆に雪が付きやすくなる。
といった各社それぞれ欠点が見られる。

けれどこのG12は、爪も大きく氷への効きが良い。
バンドも太いので、グローブでの着脱も楽。

ところが・・・講習中3人全てのアイゼンが外れた。
しかもジョイントから弾け飛んだような外れ方だ。
これが山であったならば大変なことである。

いずれも前爪から蹴りこむフロントポイントでの上り下りの最中に起こったものであり、
流石に赤岳ではこの傾斜で蹴りこみが続くことは考えられないので、とりあえず翌日には大きな問題はないと判断した。
が、バリエーションの傾斜では再現しうる現象ですし、例え普通の縦走であっても悪い状況や単独での時に外れたら、どんなことになるか解りません。

初めは調整不良かと思いきや、同じような事例は今回に限られたことではないのです。

HPにも記載していますが、どうも原因はエアテックやG12といったグリベルのアイゼンだけに見られるジョイント部のアンチスノー(雪よけのジャバラ)が、サイズ調整の金具と接触することにあるようです。

決してアイゼンそのものが悪いのではなく、私達が使っている間で(旧タイプでジョイントにアンチスノーは無い)このような事例は過去にありません。

ご使用の方はHPをご覧の上、ジャバラに注意するか、もしくは仮に外してしまったとしても旧タイプと同じな訳ですから、問題ないのではないでしょうか。

クリックすると元のサイズで表示します
まだ前後のジョイントに、ジャバラの取り付けられていないタイプのグリベル社製アイゼン




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