インターハイが書きかけのうちに国体が始まってしまいました。
さて2日目はテレビ放送があったのでその話から。
最初は少年男子Aハンマー投。
インターハイ2位の小島奨生選手(真岡工)が60m83で2位につけており、最後の6投目に挑むところ。
ネットにあたってしまい、ファールになってしまいましたが、もしあと少しずれていたら、その時点でトップに立っていた可能性もあっただけに少し残念でしたね。
ただ安定して60m台を出せているのはさすがです。
ちなみに栃木県勢で本日テレビで紹介されたのは小島選手のみ。
優勝したのはインターハイを制した木村友大選手(乙訓・京都)で6投目に記録を伸ばして62m07での優勝となりました。
成年男子100mではハイレベルの接戦。
山縣亮太選手(慶応大・広島)が10秒17(+0.0)で優勝。
2位にはアジア大会で銅メダルを獲得した高瀬慧選手(富士通・静岡)が10秒18で2位に入りました。
藤光謙司選手(ゼンリン・埼玉)が10秒28で3位。
栃木からは斎藤仁志選手(JUVY-TC)が出場。10秒88(-0.2)で予選3組で7位となり、準決勝に進めませんでした。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
国体 成年男子100m パフォーマンス歴代10傑 ※2014年まで
10.14(+1.8) 江里口匡史(大阪ガス) 2011年1位
10.16(+1.5) 江里口匡史(大阪ガス) 2011年準決勝
10.17(+0.0) 山縣亮太(慶応大) 2014年1位
10.18(+0.0) 高瀬慧(富士通) 2014年2位
10.19(+2.0) 朝原宣治(同志社大) 1993年準決勝
10.22(+1.8) 川面聡大(中央大) 2011年2位
10.23(+0.4) 塚原直貴(東海大) 2007年1位
10.23(+1.8) 山縣亮太(慶応大) 2011年3位
10.25(+1.6) 伊藤喜剛(水戸市スポーツ振興) 1994年1位
10.25(-0.1) 朝原宣治(大阪ガス) 1997年1位
10.25(+1.7) 小島茂之(早稲田大) 1999年予選
10.25(+1.0) 川畑伸吾(群馬綜合ガード) 2003年1位
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9位が4つもあるので、12傑。こうしてみると2011年に次ぐすごいレベルだったと言ってよさそうですね
成年女子100mでは福島千里選手(北海道ハイテクAC)が5連覇
予選で好タイムを出していただけに、決勝で記録が伸びなかったのは少し残念ですが、それでも11秒41(-0.1)で圧勝でしたね。
2位には先日の全日本実業団を制した渡辺真弓選手(東邦銀行)が11秒73で入りました。
実はこの日だけで福島千里選手は11秒30、11秒42、11秒41と3度も好記録を出しているわけですが、この結果この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
国体 成年女子100m パフォーマンス歴代10傑 ※2014年まで
11.24(+1.6) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2011年1位
11.26(+0.5) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2010年1位
11.30(+0.3) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2014年予選
11.41(-0.1) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2014年1位
11.42(+0.8) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2014年準決勝
11.46(+0.2) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2011年準決勝
11.53(+1.6) 高橋萌木子(富士通) 2011年2位
11.55(+0.6) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2012年1位
11.58(+0.7) 吉田香織(金沢大) 1996年1位
11.59(+0.0) 坂上香織(ミキハウス) 2003年1位
11.59(-0.3) 福島千里(北海道ハイテクAC) 2010年準決勝
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10位が2つあったので11傑になっていますが。それにしても上位6つが福島選手、しかもそのうち3つは今回出したものというのがすごいですね。
成年男子走高跳では高張広海選手(日立ICT)が2m24を一回で決めて優勝。
戸邉直人選手(千葉陸協)は2m21を1回でクリアしたので2位。
2m21を2回目でクリアした衛藤昂選手(筑波大)が2m21で3位となりました。
栃木勢では中島大輔選手(日大)が出場。2m09で14位となりました。
少年男子B100mでは先日の日本ジュニア選手権200mを制したハキーム・サニブラウン選手(城西大城西)が10秒45(+0.0)の大会新で優勝。
2位には今年中学記録を更新した宮本大輔選手(周陽中)が10秒73で入りました。
栃木勢では小島悠哉選手(佐野日大)が出場。10秒96(+0.8)で予選4組7位となり、準決勝には進めませんでした。
残念ながらテレビ放送はなかったのですが、少年女子A走幅跳では神山綾音選手(國學院栃木)が5m92(-0.5)の自己新で3位に入りました。
優勝したのはインターハイ、日本ジュニアと制した水口怜選手(白梅学園)で6m20(+0.8)の圧勝でした。
時間が遅いので今日はここまで。

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