とりあえず世界ジュニアの話を終わらせてしまいましょう。
〜24日の話〜
男子110mHの準決勝では矢澤航選手(法政大)が13秒57(+0.4)の日本歴代2位の好タイムをマーク。決勝に進みました。
まあジュニアハードルで行われる試合が少ないというのも理由の一つではありますが。
男子5000mでは昨年の世界ユース3000m2位のBett選手(ケニア)が13分23秒76で優勝。
西池和人選手(須磨学園)が13分54秒33の自己新をマークして7位に入りました。ちなみにこれはアフリカ勢以外では最高です。
また村澤明伸選手(東海大)が13分59秒66で8位に入り、2人とも入賞を果たしました。
女子400mHでは三木汐莉選手(東大阪大)が自身の持つ日本ジュニア記録を更新する57秒35をマークして4位に。
惜しくも0秒03差でメダルには届かなかったものの、この種目で日本選手がマークした順位としては史上最高位となり、この大会では16年ぶりとなる入賞を果たしました。
男子4×100mRではアメリカやジャマイカといった国々が上位を占める中、日本は39秒89で4位に。
惜しくもメダルには届きませんでしたが、健闘したと言っていいでしょう。
〜25日の話〜
最終日です。
男子110mHでは矢澤航選手(法政大)が13秒88(-2.4)で7位に。
5位から7位はほとんどリアクションタイムの差くらいしかない接戦だったので、7位といってもぎりぎりで決勝に出たというわけではないことがわかります。
男子4×400mRでは3分07秒94で5位に入りましたね。
男子3000mSCの山口浩勢選手(城西大)は9分00秒87で12位でした。
さて今回はメダルを5個獲得し、1994年のリスボン大会と並んで最多タイだったわけですが、リスボン大会との決定的な違いは、さまざまな種目での活躍が光ったところではないでしょうか。
リスボン大会では
金 女子10000m
銀 男子10000m
銅 男子10000m、男子走幅跳、女子1500m
という風に、長距離種目が3つも占めていました。
今大会では
金 男子200m
銀 男子400mH、男子やり投
銅 男子走高跳、女子10000mW
といろいろな種目でのメダル獲得。
入賞という観点でいくと
1994年大会は男子10(うち中長距離種目3)、女子7(うち中長距離種目5)
今大会は男子10(うち中長距離種目3)、女子6(うち中長距離種目2)
とより様々な種目で入賞していることがわかりますね。
時間が遅いので今日はここまで。

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