インターハイも3日目が終わりました。
本日栃木勢の決勝進出はざんねんながらなかったので、先に決勝種目を書きますね。
女子400mHでは昨年の日本ユースを制した梅元里菜選手(宮崎商)がただ一人60秒を切る59秒96で優勝。
ときおり強い風の吹くとんでもないコンディションの中で60秒を切ったのは立派です。
栃木勢では石田采与選手(栃木女)が準決勝3組に出場しましたが、62秒21で6位となり、決勝進出はなりませんでした。
男子400mHでは加藤誠也選手(松山)が51秒04で優勝。
後半の強い向かい風に苦しみましたが、終わってみれば2位に0秒99差をつける圧勝でした。
このコンディションでの記録は無理でしょう。
あんなに海が近い競技場だとは知りませんでした。これでは記録が出ないのは致し方ないでしょう。
男子4×100mRでは滝川二が41秒08で優勝。風が強いという厄介なコンディションで3走から4走の中継が思い切っていけなかったチームが結構あった中で、解説の方が言うには「滝川二は勢いがあった」そうです。
確かに川崎市立橘は優勝を意識したのか少し慎重に渡している感じがしましたね。
兵庫県勢の優勝は6年ぶり。優勝タイムが41秒を切れなかったのも6年ぶりという面白い結果になりました。
男子5000mWは今年の日本ユース選手権10000mWを制した西塔拓己選手(広島商)が22分02秒88で優勝。
昨年の国体少年共通4位の小林快選手(秋田工)が22分18秒60で2位に入りました。
昨年インターハイ4位の仁和光一選手(星稜)が22分23秒41で3位と実績のある選手が上位を占めましたね。
今季ランクトップだった山本将希選手(姫路商)は失格となってしまいました。
男子棒高跳では桜井駿選手(柏日体)が5m15で優勝。千葉県勢の優勝はあの澤野大地選手以来12年ぶり。
昨年優勝の川島優選手(不動岡)は5m05で2位。
今年は静岡勢が11年ぶりにこの種目での入賞を逃していますね。
男子走幅跳は追い風参考の嵐。全てのパフォーマンスが追い風参考記録でした。
優勝したのはユース五輪代表の松原奨選手(東海大翔洋)。追い風参考とはいえ7m74は大したものです。
昨年のインターハイ4位の嶺村鴻汰選手(大町)は7m57(+3.5追い風参考)で3位、昨年の日本ユースを制した西海亮(東大阪大柏原)は7m34(+4.6追い風参考)で6位でした。
男子ハンマー投では森本涼太選手(宇治山田商)が61m21で優勝。
5位までが60mを超えるなど、規格変更後では最高レベルとなりました。
女子4×100mRでは浜松市立が46秒55で優勝。
最後は抜け出した感じでしたね。
相洋が47秒01で2位
女子円盤投では中田恵莉子選手(生光学園)が45m14で勝ちました。
さて本日の決勝以外の話を。
男子5000m予選では横手健選手(作新学院)は残念ながら決勝には届きませんでしたが、大谷卓也選手(佐野日大)は14分35秒96で1組4位となり、決勝進出。
1500mで素晴らしい走りをした八木沢元樹選手(那須拓陽)は14分48秒53でこの組6位でしたが、タイムで拾われて決勝進出を果たしました。
男子800mでは亀田卓志選手(栃木)が1分56秒17で2組3位となり、タイムで拾われて準決勝進出。しかし準決勝1組では6位となり、残念ながら決勝には届きませんでした。
森本ジュンジ選手(佐野日大)は1分59秒30で予選4組7位となり、残念ながら予選敗退。
女子800mでは綾部沙紀選手(國學院栃木)が2分12秒92で予選2組3位となり、タイムで拾われて準決勝へ。
しかし、準決勝では3組6位となり、残念ながら決勝進出はなりませんでした。
さて明日は、200mの予選から決勝まで行われます。
男子200mには伊藤翔平選手(鹿沼東)と北村優弥選手(作新学院)が出場。
女子200mには前橋愛歌選手(國學院栃木)と河添智早選手(國學院栃木)が出場します。
男子5000mには先ほど書きました大谷卓也選手(佐野日大)と八木沢元樹選手(那須拓陽)が出場。こちらも好タイムを狙ってほしいですね。
女子走幅跳には須田有加選手(國學院栃木)が出場。6mの大台を狙ってほしいですね。
男子走高跳には中三川成紀選手(真岡工)が出場。
男子やり投には田村友佑選手(國學院栃木)と田野井弘夢選手(鹿沼)が出場。
そして女子3000m予選には1500mで好走した菊池文茄選手と遠藤未都季選手(両者とも那須拓陽)が出場。
さらに男子3000mSC予選には大門友也選手と入澤啓介選手の佐野日大コンビが出場します。
また女子4×400mR予選では決勝進出が期待される國學院栃木が出場します。
明日は結構な人数が出場しますね。
栃木勢の大活躍になるといいですね。

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