全日中の話で書いた記事に少しあやまりがありましたので、全日中のパフォーマンスについてのランキングを少し直しました。
また全日中の連覇達成者のリストから桝見咲智子選手が抜けておりましたので、追加しました。
さて8月20日から22日にかけて行われた九州選手権の話。今年は口蹄疫の影響もあって開催地の変更がありましたね。
〜1日目の話〜
女子やり投では塚本友里恵選手(鹿屋体育大)が50m27の大会新で優勝。塚本選手は3連覇達成。
2位には川述優選手(順大)が48m63で入りました。
この結果九州選手権における女子やり投のパフォーマンス歴代5傑がこんな感じに。
女子やり投 九州選手権パフォーマンス歴代5傑
50m27 塚本友里恵(鹿屋体育大) 2010年1位
49m03 塚本友里恵(鹿屋体育大) 2008年1位
48m91 畑瀬亜希(鹿屋体育大) 2004年1位
48m63 川述優(順天堂大) 2010年2位
48m35 杉尾知美(九州情報大) 2007年1位
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川述選手、九州以外の大学に通う選手としては最高記録ですね。
男子400mでは高校生が大活躍。
インターハイ入賞者は出場していないにもかかわらず、3位までを高校生が占める結果に。
吉崎晋介選手(自由ヶ丘高)が48秒39で優勝。村田丈尚選手(鹿児島南高)が48秒67で2位、川本稜佑選手(自由ヶ丘高)が48秒93と3人とも48秒台をマーク。
また5位の尾中選手、6位の田山選手も高校生ですから、なんと5人も入賞したことになります。
男子走幅跳では下野伸一郎選手(福岡大)が2.5mの追い風参考ながら7m62をマークして優勝。
日本選手権では不本意な結果に終わった下野選手ですが、来月のインカレでは好記録が期待できそうですね。
2位には日本選手権10位の堀内敬鷹選手(マリンポリス)が7m33(+0.7)で入りました。
昨年優勝の岩本慎一郎選手(肥後銀行)が7m27(+0.7)で3位。
女子5000mWでは世界ジュニアの10000mW6位の淺田千安芸選手(DNP西日本)が22分49秒60の大会新で連覇達成。
2位に3分35秒93という大差をつけました。
〜2日目の話〜
男子100mでは岩元一章選手(長崎AC)が10秒50(+0.8)で優勝。岩元選手はこれで3連覇達成。
男子400mHでは吉形政衡選手(北九州RiC)が50秒63で2年ぶりに優勝。
インターハイ2位の永野佑一選手(育徳館高)が52秒16で3位に入っていますね。
女子400mHは3位までが大会新という素晴らしいレベルの戦い。
優勝したのはかつての日本チャンピオンの櫻井里佳選手(福岡大クラブ)。59秒72と自己記録にはまだ少しありますが、九州選手権の優勝ということで完全復活まではもうすぐとみていいのではないでしょうか。
2位には熊谷夏巳選手(宮崎商高)が59秒93で入りました。熊谷選手は見事に自己新。まだ2年生ですから今後が楽しみですね。
インターハイを制した梅元里菜選手(宮崎商高)が60秒06で3位と敗れたとはいえ、好記録。
また4位にはインターハイ3位の杉山真奈穂選手(筑紫女学園)が60秒57で入り、大会記録にこそ届かなかったものの4位の記録もかなりの好記録でした。
女子800mでは宗由香利選手(旭化成)が2分09秒26で優勝。2位に6秒もの大差をつけています。
ところで宗選手、800mで2分10秒を切るのはおそらく10年ぶり。
実業団に入ってからは800mはあまりやっていなかったためですが、もともとスピードのある選手。
だいたい距離を伸ばす選手が多いので、800mの自己記録は高校生の時から更新しない選手も多いのですが、宗選手はもう少しで更新できそうですね。
男子三段跳では岡部優真選手(福岡大)が15m96(+1.3)の大会新で圧勝。インカレ連覇に向けて視界良好といったところでしょうか。
〜3日目の話〜
女子1500mでは宗由香利選手(旭化成)が4分22秒05で優勝。見事2冠達成です。
この種目は2年ぶりの優勝。
2位にはインターハイで6位に入った木村友香選手(筑紫女学園)が4分25秒23で入りました。
また4位には園田聖子選手が4分39秒79で、5位には江頭愛美選手が4分44秒90で入るなど、筑紫女学園勢が3人入賞を果たしました。
女子110mHでは日本選手権6位の柴梨沙選手(SMS AC)が13秒60(+1.9)の大会新で圧勝。柴選手はこれで3連覇。しかも3年連続の大会記録更新という快挙達成。
女子走幅跳では日本選手権4位の宇佐波良子選手(九州共立大)が6m14(+1.5)で優勝。
日本選手権8位のテ舁杙卅コ

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