祝・原裕美子選手(ユニバーサルエンタテインメント) 優勝!!!!
北海道マラソンで原裕美子選手が2時間34分12秒で優勝。
タイムとしては決して良くありませんが、1年7カ月ぶりのマラソンを見事優勝で飾りました。
スタート時の気温が27度で湿度が70%と厳しいコンディション。過酷なレースが予想されましたが、その通りで、全体的にスローペース。
途中、気温は30度を超え、まさにサバイバルレース。中盤からは宮内選手との一騎打ちの様相。
30km過ぎまで抜きつ抜かれつで進み、その後は原選手が徐々に宮内選手を引き離して行きました。
原選手は練習があまりできていないといわれており、そのせいと、過酷な気象条件のため、5kmのラップタイムが19分もかかってしまっているところもあります。それでも最後まで気持ちを切らすことなく走り、勝利をつかみ取ったことは本当に良かったと思います。
これを足掛かりに、さらなる飛躍を期待したいですね。
2位には宮内宏子選手(京セラ)が2時間35分42秒で入りました。
宮内選手も30km過ぎまで原選手とトップ争いを繰り広げ、離された後もずるずると遅れることなく2位でゴールしたのは、マラソン経験が少ない選手としてはすごいことだと思います。
次回はもっと強くなりそうな予感がしました。
3位は那須川瑞穂選手。前半出遅れてしまった感じはありますが、それでもここまでまとめてくるあたりはさすがですね。
途中の走りがちょっと崩れかけていたので、これはこのまま崩れてしまうのではないかと思っていたら、ゴール付近ではむしろ走りが良くなっており、驚かされました。
4位は深港千浪選手(大塚製薬)。途中、6位まで後退しましたが、ゴール時点では再び4位まで上げてきていましたね。
男子は割と早めに日本人選手に見切りをつけて、日本で活躍するケニア人選手に焦点を当てていましたね。
その結果、優勝争いを中継する、という本来あるべき放送がされていたように思います。
それにしても日本選手がゴールする瞬間が放送されないというのもさびしいですね。
優勝したジュイ選手(日立電線)が2時間11分22秒だったのに対し、日本選手のトップは高見澤勝選手(佐久長聖高教員)で2時間18分17秒。
約7分の差です。これではさすがに放送されなくても仕方ないかもしれませんね。
個人的に活躍を期待していた下重正樹選手(コニカミノルタ)は2時間20分06秒で6位でした。
序盤飛び出しを見せたギタウ選手(JFEスチール)は2時間21分54秒で9位でした。
昨年優勝のジェンガ選手(ヤクルト)は、序盤で少し名前が出ましたが、その後何も言われず。2時間32分34秒で31位でしたね。
あまり書くことがないので、昨日の分に追加しておきますね。

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