高校駅伝がありました。
女子
1区
那須拓陽は菊池文茄選手を起用。序盤はいい位置につけて、テレビにも映ります。ところが、3km過ぎくらいから徐々に遅れだし、トップから53秒遅れの24位となってしまいました。
序盤が比較的スローペースで、急に上がったのでちょっと対応ができなかったのかもしれませんね。
トップ争いでは積極的に仕掛けた菅華都紀選手(興譲館)が19分29秒で区間賞獲得。
インタビューでの1区を自分のものにするという強気なコメントが素敵でした。
国体を制した渋谷璃沙選手(花輪)が秋田県勢としては初の区間ひとけた順位での通過となりました。
もちろんタイムも秋田県勢最高の19分35秒。
3位には池田睦美選手(須磨学園)が19分38秒といい位置につけましたね。
4位には小崎裕里子選手(成田)と有力選手が続き、大健闘だったのが山田の鍋島莉奈選手。19分40秒は高知県勢最高タイム。区間5位というのも高知県の選手としては2002年と並ぶ史上最高タイ。
6位には黒田麻紀子選手(秦野)、7位には立命館宇治、8位には北九州市立とこのあたりは接戦。
2区
須磨学園のルーキー・横江里沙選手が12分44秒という素晴らしいタイムで興譲館に追いつきます。
興譲館の岡未友紀選手も12分53秒と決して悪いタイムではなかったのですが、横江選手には追い付かれてしまいました。しかしトップは死守。
立命館宇治の池内彩乃選手が1年生ながら12分55秒と好タイムで3位浮上。
秦野が4位浮上。
その1秒差で豊川と仙台育英が同タイムで5位6位。
神村学園も1年生の活躍で7位まで上げてきました。
世羅が8位浮上。
それにしても今年は2区で12分台を出した選手が多かったですね。
というわけでこんなものを。
2区 パフォーマンス歴代20傑
12:35 小林祐梨子(須磨学園・兵庫) 2006年1位
12:37 小林祐梨子(須磨学園・兵庫) 2005年1位
12:42 夏原育美(立命館宇治・京都) 2007年1位
12:44 横江里沙(須磨学園・兵庫) 2010年1位
12:46 菅原美和(仙台育英・宮城) 1994年1位
12:46 田中梨沙(埼玉栄・埼玉) 1997年1位
12:51 野田沙織(千原台・熊本) 2009年1位
12:52 里村桂(埼玉栄・埼玉) 1996年1位
12:52 小林祐梨子(須磨学園・兵庫) 2004年1位
12:53 菅原美和(仙台育英・宮城) 1993年1位
12:53 重友梨佐(興譲館・岡山) 2005年2位
12:53 岡未友紀(興譲館・岡山) 2010年2位
12:53 S.ワイリム(世羅・広島) 2010年2位
----------------------------------------------------------13
12:54 伊澤菜々花(豊川・愛知) 2008年1位
12:55 北野有紀(立命館宇治・京都) 2000年1位
12:55 池内彩乃(立命館宇治・京都) 2010年4位
12:57 田村久美(群女短大附・群馬) 1990年1位
12:57 小林優子(西京・山口) 1998年1位
12:57 S.ワイリム(世羅・広島) 2009年2位
12:57 伊藤紋(立命館宇治・京都) 2009年2位
----------------------------------------------------------20
今までは12分台を出せば2位以内には必ず入っていたのですが、今年は4位というのがすさまじいですね。
3区
須磨学園の1年生・小林美香選手が区間賞の快走でトップを奪います。
今年は区間賞が3人という珍しい結果となり、仙台育英の福崎奈々選手、常磐の武田志帆選手も区間賞でした。
興譲館はここで区間9位となり、2位に後退。
立命館宇治が3位、仙台育英が4位浮上。豊川も5位浮上。
那須拓陽の阿部沙香選手が区間11位となり、3人抜いて18位に浮上。
4区
興譲館は赤松弘佳選手が区間賞の快走で再びトップを奪います。
2位には須磨学園。トップとの差は12秒。
3位に豊川が浮上。トップ興譲館との差は30秒。
仙台育英が4位。トップとの差は33秒。
北九州市立が5位浮上。保坂真里奈選手は4人抜きの好走。
5区では赤松眞弘選手が区間3位で追い上げを14秒にとどめるなど、しのぎ切り、興譲館が1時間07分50秒で5年ぶりの優勝を果たしました。
興譲館はインターハイ3人入賞のチームは勝つという法則を守ったわけですね(笑)
2位には豊川、3位には仙台育英。
4位には神村学園。エース田山絵理選手をアンカーに置き、最後はここまで上げてきました。
5位は北九州市立。5位というのは北九州市立の最高順位。
6位には立命館宇治。下級生が終盤に大きく伸びてきた感じですね。昨年より大幅に順位を上げてきました。
7位は常磐、8位は須磨学園でした。
那須拓陽は16位。入賞には届きませんでしたが、これは栃木県最高タイです。
来年こそ最高順位を更新してもらいたいですね。
時間が遅いので男子の話は明日に。

16