昨日は男子の話を書いたので、今日は女子の話。
1区
序盤から国体を制した木村友香選手(筑紫女学園)が積極的に引っ張り、比較的速いペースで展開します。
ところが木村選手は本調子ではなかったようで、上りに入ったあたりで遅れ始めます。
その後数人の集団で進み、最後はスパート勝負となり、一度は遅れたかに見えた小崎裕里子選手(成田)が悲願の区間賞獲得。千葉県勢としては初の1区区間賞獲得。
同タイムの2位には立命館宇治の菅野七虹選手が入ります。
その1秒差で豊川。
同タイムの4位で白鵬女。秋山桃子選手は神奈川県勢としては最高タイムをマーク。
また1秒差の5位には鍋島莉奈選手(山田)が入り、鍋島選手は昨年に続いて高知県最高タイムを更新。
昨年区間賞の菅華都紀選手(興譲館)は終盤で遅れ、トップから6秒差の6位に。
ここから11秒遅れて7位は前川祐紀選手(鳥取中央育英)が通過。こちらも鳥取県最高タイムを更新。
同タイムの8位で須磨学園。
さらに3秒遅れて9位に山梨学院大附。
木村友香選手はトップから25秒差の10位。
那須拓陽の阿久津有加選手はトップから55秒差の27位で通過。
2区
豊川がトップに立ちます。
1年生の矢本桜子選手が区間2位と好走した興譲館が3秒差の2位浮上。
横江里沙選手が昨年に続いて区間賞の快走を見せた須磨学園が1秒差の3位浮上。
同タイムの4位で成田が通過。
1秒差の5位に立命館宇治
さらに4秒差で白鵬女。
ここから25秒あいて7位に山田、8位に仙台育英。関根花観選手は9人抜き。
9位に由水沙季選手(筑紫女学園)。由水選手も今一つ力を出し切れなかった感じでしたね。
12位に神村学園が上がってきました。中原海鈴選手は何と14人抜き。
那須拓陽は23位。菊池文茄選手は本来の調子ではなかったようですが、それでも4人抜き。
3区
インターハイ1500mの覇者・福田有以選手が区間賞の快走を見せた須磨学園がトップを奪います。
豊川が2位。
3位に興譲館。
4位に成田、5位に立命館宇治、6位に白鵬女と続きます。
そこから18秒あいて薫英女学院が7位に浮上。松本彩花選手は区間2位と好走。
さらに2秒差で仙台育英、その1秒差で筑紫女学園と続き、入賞争いが激しくなってきます。
那須拓陽は19位に浮上。山田凛選手は1年生ながら4人抜き。
4区
豊川が再びトップに。
8秒差の2位で興譲館。奥野舞子選手は区間2位と好走。
3位に成田。ここまで3位と大健闘。
1秒差の4位に須磨学園。
5位に白鵬女、6位に立命館宇治とこのあたりは混戦。
そこから21秒あいて薫英女学院が7位。
筑紫女学園が8位。そして同タイムの9位にあがってきたのが長野東。佐々木文華選手は区間賞の快走。
仙台育英が10位。7位から10位までが7秒と入賞争いはさらに熾烈に。
那須拓陽は21位に。高橋結衣選手は区間22位タイ。
5区
豊川が優勝。
2位には興譲館が入りました。岡未友紀選手は日本選手ではトップの区間4位。タイムも15分46秒と日本選手としては好タイムでしたが、さすがに留学生を逆転するのは難しかったようです。それでも最後まであきらめずに追いかけた走りは素晴らしかったと思います。
1時間7分53秒というタイムも優勝してもおかしくないタイムですし。
3位には仙台育英。アンカーでワイディラ選手の区間賞の快走がありました。
4位には須磨学園。さすがに強いですね。
5位は立命館宇治。こちらも底力を感じさせてくれました。
6位は白鵬女。初入賞です。1区2区できちんと上位に入っていたのが大きかったですね。
7位は成田。こちらも初入賞。1区の勢いを最後までつなげた感じですね。
8位は長野東。終盤での大逆転での入賞。
9位は同タイムで薫英女学院。惜しくも入賞には届かず。しかし、中盤の追い上げは見事でした。
10位は筑紫女学園。史上初めて九州勢の入賞がないという事態に。1区2区で思うように勢いに乗れなかったのが痛かったですね。ただ4人は残りますから、来年に期待したいところです。
那須拓陽は22位。
和久夢来選手は後ろに留学生が控えていたため、結果的には順位を落としてしまいましたが、区間順位は17位と1年生としてはまずまずの結果。
エースの菊池選手の調子があまり上がってこない中でよく頑張ったと思います。
今年のメンバーは4人残りますし、3区4区5区と1年生を3人連続で使うというオーダーでここまで凌いだことを考えると、来年こそ栃木県最高順位の更新が期待できそうです。
本当に選手及び関係者の皆様、お疲れ様でした。
…昨日と同じことを書いていますね。
時間が激しく遅いので今日はここまで。

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