先日は高校の部の話しか書けなかったので一般の部の話を。
一般の部は高校の部と4区までが同じ距離で、5区は高校の部の5区と6区を合わせた距離を走ります。
結果として5区が他の区間の倍くらいの長さになっているのがほかの駅伝と違うところかもしれません。
1区 4.2km
1区では陣内綾子選手(九電工)が昨年に続く区間賞の走り。13分23秒の好タイムで2位に13秒差をつける絶好のスタート。
その2位で通過したのが中村萌乃選手(ユニバーサルエンターテインメント)。全日本実業団女子駅伝では2区区間賞の走りで優勝に貢献しましたが、今回もいい位置につけます。
さらに1秒遅れて北九州市一般選抜の福内櫻子選手が通過。
その1秒差でTOTOの上田敏斗美選手が4位で通過します。
昨年優勝の天満屋は坂本直子選手がトップから35秒差の7位で通過。坂本選手はこれがラストランだそうで…少し残念ですが、また違った形で走る姿を見せてもらいたいですね。
2区 5.9km
トップを行く九電工はチェピエゴ選手が自身の持つ区間記録を更新する素晴らしい走りで2位との差を広げます。
チェピエゴ選手はこれで3年連続区間賞。
ユニバーサルエンターテインメントの青山瑠衣選手が区間2位と好走し、2位キープ。トップからは45秒差。
TOTOが3位浮上。トップからは57秒差。
天満屋の翁田あかり選手が区間3位と好走し、3人かわして4位浮上。トップからは1分12秒差。
キヤノンが5位浮上、6位に大阪学院大と続きます。
3区 5.1km
九電工は竹村理沙選手が区間4位にまとめ、トップをキープ。
2位のユニバーサルエンターテインメントは那須川瑞穂選手が区間2位と好走し、32秒差まで詰めてきます。
天満屋は全日本実業団女子駅伝では5区区間賞の重友梨佐選手が区間賞の快走で3位浮上。トップからは47秒差。
TOTOが4位、キヤノンが5位と続きます。
4区 5.9km
九電工は黒木沙也花選手が区間2位と好走。トップをキープ。よくみると高校の部1位の立命館宇治とここの通過が同タイム。立命館宇治はおそろしく強かったですね。
まあそれはともかく2位のユニバーサルエンターテインメントとの差を1分05秒に拡大。
天満屋が3位キープ。トップからは1分07秒差。
京セラは光延友希選手が区間賞の快走で3人かわして4位浮上。
キヤノンが5位キープ。大阪学院大が6位キープ。
6区 11.7km
アンカーでは天満屋の小原怜選手が区間賞の快走。1分以上あった九電工との差をひっくり返し、1時間46分27秒で見事昨年に続く優勝を果たしました。
小原選手は昨年に続いてこの区間での区間賞。その前は1区区間賞なので小原選手も3年連続区間賞獲得ですね。
2位には九電工。加藤岬選手は区間4位と悪い走りではなかったのですが、小原選手がすごかったですね。
キヤノンが3位。アンカーの城戸智恵子選手は区間2位と好走。
京セラが4位。アンカーは宮内宏子選手。キヤノンに逆転はされたものの、区間3位と好走しました
ユニバーサルエンターテインメントが5位、TOTOが6位と続きました。
それにしても一般の部の優勝タイムを区間割が多少違うとはいえ、高校の部が上回るとはすごい話ですね。
となぜか違う話になってしまったので今日はここまで。

1