今年も各地でインターハイの都府県予選が始まっていますね。
というわけでインターハイ都府県予選シリーズ。
〜山梨県の話〜
5月の4日、8日、9日の日程で行われた山梨県の話。
男子3000mSCでは矢ノ倉弘選手(山梨学院)が9分02秒66の山梨県高校新記録で圧勝。連覇も達成。
矢ノ倉選手は予選で9分18秒04をマークしており、その数時間後にこのタイムを出してきたことになります。これはなかなかすごいですね。
男子走高跳では水越海選手(上野原)が2m04の自己新で優勝。
これは大会記録にあと1pと迫る好記録。
この大会で2m突破者が出たのは今世紀になってからでは初。
男子400mHは浅川裕亮選手(日大明誠)が55秒75で制して400mとの2冠達成。
男子100mは小田遼太選手(駿台甲府)が10秒91(+1.7)で制し、小田選手は翌日の200mも22秒34(-2.0)で優勝。さらに初日の4×100mRでは4走で優勝に貢献しており、最終日の4×400mRでは3走とリレーを含めると4冠達成。
女子のほうも見てみましょう。
女子400mでは寺本有那選手(駿台甲府)が57秒66で優勝。
2位には柏木真央選手(桂)が57秒78で入りました。
実はこの大会で57秒台が複数出るのは史上初の快挙。
女子走幅跳では昨年の全日中2位の剱持クリア選手(山梨学院)が5m95(+3.2追い風参考)で優勝。
剱持選手は公認でも5m73(+1.1)の好記録をマーク。
2位には近藤祐未選手(山梨学院)が5m78(0.0)で入りました。こちらは大会新となる好記録。
女子100mでは400mを制した寺本有那選手(駿台甲府)が12秒24(+2.8追い風参考)で制し、3連覇達成。
寺本選手は翌日の200mも25秒32(-0.8)で制し、個人3冠達成。
さらに両リレーを加えてなんと5冠達成。
女子やり投では望月愛美選手(山梨学院)が43m16で圧勝。
望月選手は1回目に40m63を投げてトップに立つと、5回目にはおそらく自己新となる42m91をマーク。さらに最後には43m16まで伸ばしてきました。
終わってみると2位に10m以上の大差をつけましたね。
女子3000mでは青葉愛選手(山梨学院)が9分25秒20で圧勝。
2位には斎藤暁選手(山梨学院)が9分45秒49で、3位に高橋真以選手が9分51秒69で続いたため、山梨学院が3位までを独占。
〜東京都の前半の話〜
11日12日、18日19日で行われる東京都ですが、前半戦が終わったのでその話を少々。
〜11日の話〜
男子1500mでは岡田健選手(國學院久我山)が3分56秒79で優勝。
2位には1年生の斎藤雅英選手(早稲田実)が3分57秒53で入りました。
6位までが4分を切り、通過ラインが非常にわかりやすい結果になりましたね。
男子400mでは圷祐貴選手(八王子)が48秒40で優勝。
大澤裕輝選手(八王子)が49秒16で2位に入り、八王子が1位2位。
男子砲丸投では昨年の国体少年Bで4位に入った安藤夢選手(東京)が15m34で圧勝。
自己記録には届きませんでしたが、15m突破の好記録。
〜12日の話〜
男子400mHでは向井頌之選手(開成)が53秒21で優勝。2位に1秒47差の圧勝でしたね。
開成で都大会優勝というのは非常に珍しいのではないでしょうか?
男子5000mWでは山口壱平選手(東京実)が大会新となる21分27秒25で圧勝。
男子4×100mRでは八王子が41秒58で優勝。
3走の圷祐貴選手は400mに続いて2冠達成。
2位は城西大城西で41秒81とこちらも41秒台を出してきました。
男子八種競技は6位までが5000点を超えるハイレベルな戦い。
浅澤豊選手(都駒場)が5352点で優勝。
鈴木辰弥選手(都文京)が5103点で2位と続きました。
時間が激しく遅いので今日はここまで。

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