インターハイの話を少し。
1日目
女子400mでは日本選手権3位の石塚晴子選手(東大阪大敬愛)が大活躍。
準決勝では53秒92とこの時点で大会歴代3位の好タイム。
決勝では大会新となる53秒30をたたき出しました。2位に1秒以上の差をつける圧勝でしたね。
とはいえ2位の岩田優奈選手(新島学園)も54秒37と好タイムでした。
2日目の話
注目の男子100mでは昨年優勝の大嶋健太選手(東京)が世界ユースを制したサニブラウン・ハキーム選手(城西大城西)をわずかに抑え、10秒29で優勝。
向かい風0.8mの中でこのタイムを出したのは素晴らしいですね。
サニブラウン選手のタイムも10秒30とこちらも素晴らしいタイムでした。
この結果、インターハイにおける男子100mのパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
インターハイにおける男子100mパフォーマンス歴代10傑 ※2015年まで
10秒19(+0.1) 桐生祥秀(洛南・京都) 2013年1位
10秒24(+0.4) 高橋和裕(添上・奈良) 1994年1位
10秒27(+1.1) 高橋和裕(添上・奈良) 1994年準決勝
10秒29(-0.8) 大嶋健太(東京・東京) 2015年1位
10秒30(+1.6) 荒川岳士(宇都宮東・栃木) 1991年1位
10秒30(+0.6) 相川誠也(市立船橋・千葉) 2002年1位
10秒30(-0.8) サニブラウン・アブデル・ハキーム(城西大城西) 2015年2位
10秒32(+1.5) 塚原直貴(東海大三・長野) 2003年1位
10秒32(+0.8) 桐生祥秀(洛南・京都) 2013年準決勝
10秒36(+1.9) 近藤晃(愛工大名電・愛知) 2014年準決勝
------------------------------------------------------------10
こうしてみると優勝できなかったタイムとしてはサニブラウン選手のタイムは史上最高ですね。
女子やり投げがすごい戦いに。
昨年優勝の北口榛花選手(旭川東)が予選で53m51をマーク。これに対し、山下実花子選手(京都共栄)も47m80で予選を通過。
決勝では北口選手が大会歴代2位となる56m63で優勝。山下選手が55m40で2位と55mを超えて優勝できないというすさまじい結果に。
この結果女子やり投げのインターハイにおけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
女子やり投 インターハイパフォーマンス歴代10傑 ※2015年まで
57m31 佐藤友佳(東大阪大敬愛) 2010年1位
56m63 北口榛花(旭川東) 2015年1位
55m40 山下実花子(京都共栄) 2015年2位
54m98 斉藤真理菜(土浦湖北) 2013年1位
53m80 梶原美波(薫英女学院) 2013年2位
53m72 吉田恵美可(添上) 2003年1位
53m51 北口榛花(旭川東) 2015年予選
53m47 斉藤真理菜(土浦湖北) 2012年予選
52m98 斉藤真理菜(土浦湖北) 2012年1位
52m84 山内愛(小田原城北工) 2012年2位
----------------------------------------10
近年、急速にレベルが上がっている種目だということがよくわかりますね。
時間が激しく遅いので今日はここまで。
結局2日目までしか書けませんでしたね。

0