2007/9/28

またやってます  

9月27日発売の週間モーニング「専務 島耕作」(弘兼憲史)で,またも弘兼センセイが,「原子力に代わる発電というのは はっきり言ってありません」「安価でクリーンで安定供給ができて」と原発を絶賛しています.今回は,黒部ダムを訪れ水力発電をこきおろしながらの原発絶賛です.
「もんじゅ」の場面も出てきて,何の説明もなしにいきなり「どうだ 高速増殖炉は次世代エネルギーの代表格だぞ」「その通りだ」という会話もあります.
弘兼センセは,東京電力の原発推進の提灯マンガも描かれていらっしゃるし,以前にも「島耕作」で原発や「もんじゅ」をよいしょされていて,今さら驚くには値しないのですが,まるで戦時中の教科書を読まされているみたいで,恥ずかしくて顔が赤くなります.
原発を推進する立場というのも,もちろん社会的にはありなのですが,原発に全くリスクがないかのように宣伝するのは,どうなんでしょうか.
「安価でクリーンで」と言うのは,嘘だしね.嘘ついちゃいけないって,教わったことがないのかね?
エネルギー問題が深刻なように,原発が環境や人体へ及ぼす影響の問題も,とても深刻です.深刻に研究・議論すべき問題を,社会的に影響力の大きい作家が,原発推進という立場から一方的に宣伝するのはどうなんだろうね.
出版元の講談社の良識を疑うし,市民団体は連携して抗議すべきだと思います.
http://ameblo.jp/rokkasho/archive1-200705.html

http://takagifund.blog2.fc2.com/blog-entry-133.html
は,5月24日の「島耕作」での「もんじゅ」礼賛を,検証している記事です.ここで引用されているマンガのセリフを読むと,ほんと恥ずかしくて顔が赤くなります.大衆を洗脳する道具としてのマンガの使い方を,さすが弘兼センセはよく心得ていらっしゃる.こういう人のおかげでマンガは「子供だまし」ってことになるんだなあ.
こういうのは,大衆メディアとしてのマンガの悪用であり,そのことだけでも許され難いと思います.(山下)
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2007/10/1  20:38

投稿者:スズメノカタビラ

 私も読みました、島耕作。
 作中人物に「エモーショナルな理由で(原発を)反対している場合
じゃない」と言わせていますが、事実誤認も甚だしい。
 作者こそ、反対している人が何を理由に反対しているか、知らない
で、感情的に批判しているように思えます。
 原発が「クリーン」だ、と何を根拠にいうのでしょうか。
 そんな一方的な漫画を何度も載せる講談社も講談社だ、と思いま
す。
 モーニングには「とりぱん」など好きな話もたくさんあるけど、も
う買うのをやめようかと思っています。(実は購読者)

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