昨日帰省先から戻りました。
遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
本年も「たかBされB」を宜しくお願いいたします。
昨年末から心身・公私共に慌ただしくかつ落ち着かず、三が日過ぎて未だ年賀状の印刷すら出来ていません(もっともウチは毎年遅いんですが・・・汗)。
さて・・・・
Bトレブログ「新いるまがわ車両センター」さんとの連動企画です。
1年間に発売(再販を含む)されたBトレの中から、各ブログやサイトの管理者が独自にベストとワーストを選んで公表するという企画です。
あくまで管理者個人、ここでは「たかBされB管理人であるやぎした」の主観に基づいた評価である事をおことわりしておきます。
また、例年の事ですが「たかBされB」では2011年に発売され、管理人が購入し組み立てたものの中からのみ選んでいます。
実際に手にして、組み立てたものでなければ公正な評価が出来ないと言うのが理由です。
本来年末の恒例行事ですが、今回も冒頭の様なバタバタ状態と、また年末ギリギリに発売になった製品があることから年が明けてからのアップとなりました。
昨年同様ベスト部門に関しては最高だと思ったものを「大賞」とし、残りはそれぞれ秀でた部分を個別に評価し、大相撲の三賞(殊勲・敢闘・技能)に習った形を取り入れています。
◆Btrain of the year 2011 & ワビー賞2011◆
Btrain of the year2011(ベスト部門)
大賞 小田急20000形RSE
昨年の新幹線500系に続き、もうこれしか無いと思えるノミネートです。
車体の造形や塗装の秀逸さは既に多くの方が書かれていますが、そのほかにもDD車のN化を見据えて台車レリーフを他車より薄く仕上げるなど、まさに痒い所に手が届く様な仕上がりになっています。
2箱で編成が完結すると言う販売方式は編成派のファンにはありがたい限りですが、逆に若年層にはちょっと厳しいかも知れません。
しかし、「特性缶入り2個セット」と言う斬新かつ心憎い演出を用意してそれを補いました。
鉄好きの子供へのクリスマスプレゼントには最高だったかも知れません。
2011年発売の製品にとどまらず、Bトレ10年の歴史の中でも間違いなくトップクラスに入る製品と言って過言ではないと思います。
実車の引退に際して素晴らしい餞となってのではないでしょうか。
続いて三賞です。
殊勲賞 国鉄荷物客車
もう笑っちゃうしかないですね(良い意味で、ですが)。
何とマニアックな製品なんでしょう・・・
昨年度の本賞はやはりマニアックなドクターイエローを推挙しましたが、その上を行くマニアックさ(笑)。
この製品の登場でこれまでリリースされていた旧客や12系の存在がより生きてくるばかりでなく、ともすれば過剰供給気味だったEF58やEF60・61などの国鉄形電気機関車の活躍の場がぐっと広がる事でしょう。
惜しむらくは郵便車がラインナップされていなかった事ですが、逆に工作派モデラーに火を付けたかも知れません(笑)。
何にせよ、こう言うジャンルの製品がリリースされた事で、Bトレもまだまだ勢いがあるんだなと感じ安心しました。
敢闘賞 581系(国鉄色)&583系「きたぐに」
このグループは初期の「エクスプレスシリーズ」としてラインナップされておりました。
簡素な作りの中にも581&583系の持つ独特のヴォリューム感が良く再現された良品でしたが、車体がクハネとモハネ2種(パンタの有無)のみであった事、そして何より既に入手困難であることが最大の難点でした。
実車の人気もさることながら、レイアウト上や運転会でひときわ映えるであろう形式でもあり、ここ5年くらいにBトレを始めた若いファンには喉から手が出るほど欲しかったのではないでしょうか。
今回新規金型でサロやサハシも含めてリリースされた事は喜ばしい限りです。
車体の造形、塗装など水準以上のモノを持つ反面、ちょびっと手を入れる余地が残っている(笑)ところもモデラー魂をくすぐりますね。
願わくば旧きたぐに色も出してくれれば最高なんですが・・・
技能賞 動力ユニットB・新・電車気動車用
電車用ボギー動力が発売されて未だ日が浅いにもかかわらず、更に改良を加えたものをリリースしてくれた努力に対して。
4軸駆動とした事で、一層の牽引力アップと走行安定性の向上が計られました。
本来の使用目的(?)とは外れますが、ウチでは台車レリーフを活用出来るメリットと安定した牽引力を活かして、今後機関車の標準動力として使用したいと思っています。
WaBtra of the year2010(ワビー賞)
ん〜・・・、2011年はこれと言って「ヒドイ!!」ものは無かった気がします。
その中で、敢えて上げるとすれば以下の3車種ですかね。
@南海10000系・旧塗装(再販)
A115系・新潟更新色
B115系・広島更新色
いずれも塗装に関してですが、前二者は車体の凹凸部分へ色がきちんと回っていない、115系は前面パーツのストライプ、南海は側面のドア部分がそれぞれ顕著でした。
難しい問題なのかも知れませんが、他の製品できっちりと色が入っているモノもあるワケですし、同じ値段でこのクオリティーではちょっと考えさせられます。
後者は色合いに関して。
以前381系「やくも」でも例がありましたが、微妙な色合いの違いならともかく、余りにも実車とかけ離れているのはどうかと思います。
どちらもJR西日本の車両ですが、きっちりと監修して欲しいと思いました。
以上、「たかBされB」管理人としてそれぞれ選んでみました。
毎年の事ですが、これらはあくまで「やぎした」の主観による判断に過ぎませんので、「それは違うだろう」などの突っ込み(笑)はご容赦下さい。
今年は発売10周年の節目を迎えるBトレインショーティー、最初の製品が発売された頃小学生だった人が成人となるわけですから凄い事だと思います。
私がBトレを始めたのは発売開始から2年ほど経ってからですが、当時こんなに息の長い商品になるとは思いませんでし、私自身これほどのめり込むとは夢にも思いませんでした(笑)。
今年も、そして来年もずっとBトレシリーズのリリースが続くことを願ってやみません。
最後になりましたが、この様な楽しい企画を提唱して下さった「新いるまがわ車両センター」管理人、ISOJINさんに心から感謝申し上げます。

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